今日の雑記@08年3月7日分「今日も分量多め」

 追記。記事中で一字訂正。人名を間違えちゃいかんね!

【東方風神録】(>>Delta)
 STGパロディウスで止まったままだと何度言えば(←これが初めて

 ('A`)

【雑記】(るるティー)
>>あー、ゲームのレベル上げをひたすらやるバイトとか家にいるだけのバイトとかねーかなー!!!
 ゲーム雑誌のライターさんっておそらくそういったお仕事なのだろうとは思いますが、実際にはめちゃんこ死ねそうですよね。

【ゆみこ&ゆうなのえふメモらじお 第38回放送】(音泉)
 大沼監督登場。

【ななついろRADIO! 第38回放送更新】(メディアワークス公式)
 聴いておくがいいよ!もう直ぐ終わりだよ!

【2008年01月期アニメベスト5】(アルファルファモザイク)

 もっけとペルソナが掠ってないなんて……。しゅごキャラ!プリキュアもないのは少し寂しいような気も。あ、プリキュアは集計時期的にどのクールに含めていいのか分からなくて……というのがあるのか。

 もっけは教養アニメとしても娯楽アニメとしても、水準以上のレベルにあると僕は思っています。野暮ったいキャラデザで敬遠している方でも、きっと付き合っていくうちに静流お姉ちゃんの虜になってしまうことでしょう。というかね、あの娘は野暮ったいところがいいのよ!!
 お勧めのアニメです。

【“「男のその親切、いらない!」 男の親切が女にとって迷惑”の記事に批判続出】(痛いニュース)
 こんなんは男にもいるから、性差で分けて考える必要はないよ!
 仮に男からすると女性にこういう困った人が多いように見えてしまうとして、その理由のひとつは同性のアレな人は異性のアレな人より見分け易いからなんじゃないかな。異性の場合は見分け難いから、「みんなアレな人なんだ!!」と思えてしまう、というのはありそう。

 情けは人のためならず、という言葉がある。何かいいことをすればその分だけちょっぴり世の中がよくなるんだよー、という意味を持つ言葉で、本当にその通りになるかどうかはともかくとして、やってみる価値はあるんでないかなって思います。……巡り巡って自分に返ってこなくとも、あなたが善意を為せば局地的にでもこの世界が少しだけマシになる、程度の認識でもいいんじゃないかな。

 あとはまあ、誇り高い人というのも世の中にはいる。自分ルールがたくさんあって、それを守って生きていくことを自身の徳として考えるような人ね。これもまたある意味困ったさんなんですが、そういう人はきっと僕が何かを言うまでもないんでしょう。


【最新作『殻ノ少女』特設ページオープン!】(Innocent Grey)
 ライターは和み匣の人かー。うーん。ほほー。
 キャストさんが、何だかあんまり信頼出来ていないのです。柚木かなめさんぐらいにしか期待できないのです。あ、もちろん機知通さんも出るんですよね?

 どうせ買っちゃうと思いますが、何だか不安が募るですよ。

【「ヤミと帽子と本の旅人」 のダウンロード販売が開始されました】(ORBIT)
 壮大なヤンデレゲーですが、スラップスティックコメディとしても十分楽しめるんでないかな!!

【 「新妻イカせてミルク!」 HP待望の新作発表!!情報ページを公開!】(アトリエかぐや)
 これはパスかなー。なんか設定とか面白そうなんですけどねw



【オモシロ!( ゜∀゜)A★★★★★】

【ΣΣ!( ゜ Д ゜ )B★★★★☆】

【フツ-( ゜ω ゜)C★★★☆☆】
H2O 第10話「小日向」
ドラゴノーツ 第22話「襲来‐審判のとき‐」
ロザリオとバンパイア 第10話「ひまわりとバンパイア」

【イマイチ(′_`)D★★☆☆☆】

【ツマンネ(- ⊿ -)E★☆☆☆☆】



■H2O 第10話「小日向」
 ゆい様との和解前後のときからも思っていたんですが、クラスメイトが少々アレ。実にアレ(はまじとかヨーダとか含めて)でもゆい様だけは許容出来るよ。

 村の衆が基本的に下衆なのがなんとも。

 機械音痴属性はなんか、中の人にもありそうですよね。つか主人公とヒロインのどちらも中の人に家事とか期待しちゃいけない感じなのがまたアレですよね!!

 村長がもっともっと下衆なのがなんとも。ロミジュリに例を引くまでもなく、たとえ家同士が争っていても個人間では別になんともないというか。一族というものがどの範囲までを含めるのかアレですが、たとえばはやみママンが琢磨ママンの代わりに選ばれた花嫁とかだったりしたのだとすれば、誰が不幸とか言えないやん。

 目が、そして心が閉じていく琢磨。開いた傷から逃げるために。

 えーとなんかよく分からないんですが、はやみちゃんの貞操とかは無事なのだろうかって藤堂まりさん出てるー!!!!!!??????

 風間勇刀さんも出演されていますし、どうしてもGPO緑を思い出さざるを得ない。GPO緑と言えば、英吏(母を亡くした悲しみに囚われている偽悪者の超熱血正義漢で、端的に言えば不幸な女性が好き。エステルを傍に連れているが、本当はなっちゃんに惹かれている)なっちゃん(表向きには能天気で超絶不器用な看護兵。改造人間の実験体で、自分の力が好きではない。明るく前向きに生きて行こうとしているが、それは不断の努力によるもので彼女は毎日自分と戦っている。英吏のことが好き)エステル(中国とフランス人だかのハーフでかつ戦災孤児。日本語に不慣れで人付き合いが下手だけど情深い。英吏とは公然のカップル)のことを思い出す。

 なんとなくH2Oと被るよね!!(そうか?

 英吏は不幸な女性(作中ではエステルが当て嵌まる)を、不幸なまま亡くなった自分の母に見立てて、彼女を幸福にすることで、自分の中の母を救おうとしている。それにより母を亡くしたときの絶望感から解放されたがっている。彼は救われたがっている。

 それを、なっちゃんは言葉ではなく行動で、自分の生き方で諭す。不幸も幸福も、境遇が決めるのではない。自分以外の誰かが決めてくれるのではない。
 自分だけがそれを決められるのだ。心の在り様だけがそれを定めるんだよ、と示してくれる。

 これに、英吏は胸を打たれるわけですね。

 そして、覚醒する。心が目覚める(ついでにスーパーサイヤ人的なものになって、攻撃対象から特定の要素だけを分解出来る必殺技を覚える。ゲーム的に言うとこの必殺技は単に“超強い攻撃”扱いですが、物語的に言えば対象の記憶とか想いとかも消し去ることが出来る)

 そして英吏は誓う。僕はあなたを幸せにすることは出来ないけれど、その手伝いは出来るかもしれない。あなたが僕を幸せに出来るわけではないけれど、傍にいてくれるだけで幸せを感じられる。だから僕はあなたの傍に居続けよう。あなたに害為すものから守る傘となろう、となっちゃんに伝えるのです。

 彼らの間にはまだまだ溝があって、それが埋められていないことは確か。この場で描かれる分が済んだだけであって、二人の物語はまだまだ波が待ち受けているんだろうな、というところでゲームは終わります。
 けれども「二人ならきっとこの先どんなことがあっても大丈夫だよね!!」と、ゲームプレイヤーが騙される信じられるだけの要素は示されているわけで、ハッピーエンドと言っていいでしょう。

 ほーらH2Oと被ってきた!!(今度こそ

……まあ風間さんは源(国土よりも国民を想う国士。超絶熱血漢)役で、藤堂さんは柱(薬を使ってようやく心の安定を保っているお嬢キャラ)役なんで、やっぱりあまりH2Oとは繋がらないんですが(´・ω・`)
 あ、でもGPO3部作全てにH20では小日向はやみ役の櫻井浩美さんが出ていますし、GPO青では二役こなしていますし別段まったく関係がないとも言えないよね!!(全然関係ないと言えることはもちろん分かっていますよ!)

 はてさてH2Oからは随分と話が飛びましたが、そろそろ戻しましょうか。

 まず琢磨は自分で自分にケリをつけなければなりませんよね。がんばれ男の子!自分の目を曇らせ、心を覆い隠している“自分”と戦うんだ!!
 その後で、愛するあの子を迎えに行くのだよー。

ドラゴノーツ 第22話「襲来‐審判のとき‐」
 ギオかわいいいギオ。
 ウィドーに吹き飛ばされたジンを見て、「やっちゃった…」って顔をしたカズキに萌え。

 えーと、あーと、欠けたものを埋めるためにドラゴンがいる、ね。なんだろ、欠けていない人というか、完璧な人っているんかいな。それを、自分にとって100%都合のいい存在で埋めるんじゃダメだよね。

「ジンは、トアじゃなくてギオを求めような!」

 としか言えない。毎度言っていることと同じことしか言えないわん。うん、前田淳氏が居た時の方がおもろかったと確実に言えそうになってきました。

 

ロザリオとバンパイア 第10話「ひまわりとバンパイア」
 乳揺れが凄かった。あと触手とか。

 なんか、それだけだった。

【GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- #8-9】(あにたむ亭)
 以前にも書いたような気がしますが、僕はハイカルチャーとかサブカルチャーとかっていう分類があんまり好きくないです。
 なのでFateは文学(の一端にある)でいいと思うし、GUNSLINGER GIRLが文学だいうのならそれでいいと思うですよ。まあガンスリは“文”というよりは“絵”の方に在るコウモリだと思うので、明確な分類はしない方がいいと思いますが!

 こういう変な突っ掛かりをするとアレなんで、もすこしマトモなことを。

 あるいは、むにゅさんが言いたいのは“純文学”的ということなのでしょうか。
 だとしても、僕はガンスリって凄く俗っぽい作品だと思うので、やはり「そうだね!」とは頷き難いなぁ。

 俗っぽい=作品を届ける対象を想定している、純文学=誰に伝えたいわけでもない作品(以前、石田さんの言われたフランツ・カフカのような人)ということで。
 特に象徴(記号)に意味を持たせているというのであれば、それは俗っぽいんですよ。変な意味ではなく、人との繋がりを求めている作品なんだと、僕は思う。

 で、

「そういうこと。もちろん、それらの知識が視聴者に
なければ楽しめないようでは娯楽としては成り立たない
わけだけれど、でも文学においてはそれは通用しない。
何故なら、文学作品が要求する知識は文化的な人間が
凡そ網羅しているべき嗜みであるから」

 この辺が僕が純文学をアホだなーと思うところで(作家ではなく学者の方ね)、でも愛すべきだなーと思うところでもあり。

「ま、それはそれで良いのではない?
学がなくたって人は生きていけるもの。
それができずに学を積み重ねて生だの死だのに意味を
求めてしまう人間が文学を志すのだもの」

 これに尽きますね。
 楽しいことを、楽しいままにやっていけばいいのだー(もちろん、ご飯を食っていくこともきちんと忘れずに頑張ってね)

【true tears #9「なかなか飛べないね…」 】(あにたむ亭)


>>▼乃絵ENDか比呂美ENDか
 人間なんて下世話なもので、そゆところが気になるのです!!
 そうなんです。僕らがこういうことを書いたり言っていたりするのは、とっても下世話なことなのはよーく分かっているんです。

 醜悪で、おぞましい。

 でもフィクションだから許されるのだー。や、許されないのだとしても楽しいのだから止められない。これが悪徳だとすれば、それを受け入れるしかない。

 これは作中の人物に現実の人間と同等の価値を見出していないということで、この気持ちを抱えている人は「三次元は捨てた!俺は二次元に生きる」とか言ってはいけないと思うのですが、まあそれはそれとして(この文には某ガンダム00のCBメンバーへの批判が含まれているのですが、まあそれもここでは関係ないので置いといて)

 僕はこの物語の結実は眞一郎が大人になること(こう書くと凄く語弊がありますが)だと思っていて。ええ、つまりビルドゥングスロマンとしての趣きが強いと思っている。
 “それ”には色事も含まれると思うのです。もっと広範に人と人との関わり方について、彼は見直していく必要があり、その分かり易い結果に恋愛ごとなども含まれるということですね。
 個別記事で触れたように、仲上家の長男でいることを受け入れることこそが、彼の成長にとって鍵になるとは思っていますけどね(というより自己とそれに連なる全てのモノとの関わり方の見直しというか)

>>▼眞一郎と乃絵は対等か
 僕には、対等に見える。

 プレッシャーを与え合うのが、人間ですよ。プレッシャーを発さない人間なんていない。誰もが他の人と接するときに異物感というか、プレッシャーを感じている。触れる度に「私とあなたは違う」という感覚を得ている(某ギュネイなんかはそれに堪えられない人でしたが)
 でもそれでもそのプレッシャーと付き合うことを選んでいる。それこそ恋愛だと思うなー。共有感覚だけを欲して、縮こまっていることを、僕は恋愛とは呼ばない。

 まず触れ合うことで、二人の間に共有できる感覚を見つけ出す。それを取っ掛かりにして触れ合い続けることで新たに二人の間で共有感覚を作り出したりする。それが繋がりなんだよ、そうするのが恋愛なんだよ、愛なんだよ、と僕は思うのです。

 世の中的に言えば、もしかしたら間違っているのかもしれない。むにゅさん的に言っても、やはり間違っているのかもしれません。でも、僕はそう思うのですよ、ということで軽く受け取ってもらえれば幸いです~。

 だから、絵本は完成することでしょう。絵本を作ることが(≒雷轟丸について話すことが)二人の繋がり方だったから。断絶は、ないと言い切れる。
 もしかしたら雷轟丸は飛ばないかも知れない。でも、それでも絵本は完成することでしょう。必ずしも、“乃絵が始めに期待した通り”の終わり方ではないかもしれないけれど、それでも完成はすると、僕は予め言っておきますwもちろん、それは乃絵の死亡フラグが真でなかったとしても、真であったとしても。

 個別記事でもそうですが、展開予想みたいなことを結構書いてしまったので、外れてしまったら大恥をかくんだろうなとか思うのですが、そもそももっと恥ずかしいことを書いてしまった気がするので気にしないことにしましょう。

 乃絵について厄介なのが、“地べた”のイメージなんですよね。おそらく眞一郎は乃絵を“地べた”の範疇には入れていない。でも乃絵は自身を“地べた”側に見ている。だからまあ、齟齬も起きるわけです。でも、これを乗り越えないとねー。


>>▼比呂美と理恵子ママン

 乃絵と比呂美はそのうち仲良くなるんでないかな。どちらにとっても、「お兄ちゃんを寝取った女!」というイメージが付きまといそうではあるのですが!

>>▼みよきちと眞一郎
 三代吉は気の回る男の子で、でもだからこそ自分のそのバランス感覚がちょっと疎ましくて。だから、眞一郎に「お前、カッコイイよな」とか言えてしまう。それを彼は本気で思ってしまっている。

 眞一郎自体はいわゆる天然さんで、不器用で、真っ直ぐなだけの男の子なんですけどね。でも器用じゃないのに真っ直ぐに見えるということは、こいつは芯から真っ直ぐなんだな、糞、なんて凄い奴なんだ、と三代吉は思ってしまっているんでないかなと。
 でも、三代吉は自身で自覚していないかもですが、実にいい男です。がんばれ、がんばれ。

>>▼飛ぶって何よ?
 その言葉に何を想うのか、人それぞれで違うんでしょう。
 でも、出会いのとき、乃絵と眞一郎はそこに同じモノを見ていた。今は違って来ているけれど、そのときは同じだった。

 むにゅさんの言うように、そして眞一郎が感じたように、実の伴わない飛翔なんて墜落してしまうだけ。地面にしっかり足を着けて生きていくことにだけ価値があるわけじゃない。けれど、その生き方を、その価値を否定するのは、間違っている。そういうことで、いいんじゃないかな。