『死体安置所にて』雑感

 ひとりの葬儀屋が遭遇した不幸な出来事。死体安置所に閉じ込められた彼の身に何が起こったのか?


 書き出しがいちばん面白かったです><

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))

 死は“未知”であり、それは光が当てられていないということであり、ありていに言って暗闇。
 ひとの心の深淵もまた、暗闇にある。光が、当たっていないものなのだ。

 ……とかなんとか言葉遊びをするまでもなく、暗くて深くて“死”が身近にある場所が舞台であり、設定。

 因果応報……モラルを説いた話でもあるかな。

 法に関わらず、また誰が見ていないにも関わらず、良識を持って行動するべし。悪行は、巡り巡って自分に返ってくるのだから。

 普段から「心当たり」が多いと、本来何でもない出来事が、連想により悪夢へと変貌することだってある。ま、気を付けて生きて行きましょう。

#そろそろネタ切れになる予感。むしろ悪寒。