携帯投稿:ビスマルクオイシ過ぎ

「ギアスのことを知っているのがお前だけと思うなよ(ニヤリ)」
「お前が否定する弱さ。それは言葉を換えれば優しさ。それこそがお前の強さの源だった」
「(自己)批判なき力など暴力にしか過ぎない」

 などかっこ良過ぎる台詞を言い放ちつつスザクを取り逃がすとか、コロっと態度を変えるアーニャに騙されちゃうとか、ギアスを発動させる寸前までいって結局出せず仕舞いとか、本気で美味しいですよぬ。

 “俗事”を任されて、しっかり果たそうとするのは、単なる思考放棄ではなく臣下の務め、なのでしょうか(でなければ、スザクに掛けた言葉がそのまま自身に返ってきてしまう。帝國にだって“自己批判”は必要だもの)。
 あるいは皇帝の目的を知っている……?

 神楽耶や星刻の行動が気にかかります。つか、ディートハルトもこの二人にどう対応するか考えていなかったんかいな。

 フツーに考えれば、カレンもあの島を目指して、ジノと一騎打ち?スザクはアルビオンでギャラハッドと……みたいな感じで。
 するとオレンジの立ち位置が微妙なんですが、ギアスキャンセラーでアーニャに取り憑いたマリアンヌを殺すことぐらいしか思い浮かばないなー。

 皇帝とルルの対決は……まー、その。乗り越えられるかどうかは、微妙かな。
 ルルだって、ノブレスオブリージュを果たしてはいない。
 ま、馬鹿正直にそんなの続けているのは、シュナイゼル、コーネリア(とその部下たち)、神楽耶に星刻くらいですけどね。藤堂だって、情にほだされて放っちゃったもの。

 同じ過ちを犯している。優しさは、強さになるけれど、果たして上回っているのか。
 ……父親に、守られてしまうような、何かを継がされてしまうような、そんな気も。