『英國戀物語エマ』第8話「時計」感想

 冒頭から、巻いても巻いても直ぐ止まってしまう懐中時計のことをケリーがエマに話しています。……おじいさんの古時計を連想してしまい〈ベタですが〉、不吉な匂いがプンプンしています。

 ま…まさか!?い、いやぁまだ、そう!まだ早いさ……。

 で、油を差してもキーコキーコ音の鳴る蝶番。そして、エマを見て「私も年を取るはずよね」と宣うケリー。

 こ、これはやはり…?

 時計屋さんに時計を持って行ったら、「うちの親も足をやってからは早かった」

 あんたなんて事言うのっ!!!

 お医者さんに具合を診てもらい、「どうですか?」と訊いたら、「年が年だからねぇ」

 ……それは「覚悟しとけ」って事なんですか?

 仕舞いにはケリーがアルを呼び出して、エマの事を頼むし!!アルはアルでさり気無くケリーの手を握ってるし!!!

 ………エマの身の上はよく分かりませんけど、エマにとってケリーは実の親と同じか、それ以上に大きな存在だったのでは無いでしょうか。

 ケリーが存命ならば、ウィリアムとの結婚で、後ろ盾として何らかの支援が出来たのかもしれませんが、どうなのでしょう?
 
 実は、アルがどんな職業でどんな身分なのか全く不明なので〈まぬけづらの見落としかもしれませんが〉、これからの展開が気になります!!!!!
 ウィリアムは……ジョーンズ家を出奔しましょう。家は弟のアーサーにでも任せてね?

 ………まぁ、「好きな人と一緒になる」だけが幸せでは無いと思うので、家に残って、家の為の結婚をしても良いと思いますが。〈でもそうすると、エマが……〉

 何か、嫌いなキャラクタってのが全く居ないのでみんな幸せになって欲しいです。