【伝説の】To Heart2 キャラ感想①【恋人】

 ドゥァァアアアーヌゥィィイゥエェールゥゥウッ!!(訳・魂の叫び。色々な意味が篭められている、に違いない!)

 十波由真の感想です↓


 何て説明すればいいのか。ツンデレの様に見せてデレデレ。いや違うか。難しいな。
ツンデレの定義は色々あるので、はっきり『これ!』とは言えませんが、

「主人公と一緒の時は、他の人には見せない顔を見せる」

と言うのも定義の一つだと思うので、「ツンデレと見せ掛けたデレデレ」です。不意打ちです。奇襲を仕掛けられました。

ダニエルも出てくるので、前作ファンには堪らないのではないかと。本名も興味深いし。


……あ、あれ?これ以上言う事が無いカナ???由真本人のことについて何も言ってませんね。こりゃマズイ。

由真は……後先考えずに直進して行くので、フォロー役が必要な娘だと思います。ただ、1から十まで面倒を看るのではなく、方向性だけ指し示す程度に。それと、真っ直ぐにぶつかってくるので、彼女の行動全てを正面から受け止めてあげられないとダメでなんでしょうね。


って、キャラはいい。キャラはもういいから、お話について言及しましょう。

序盤は何かと突っ掛かって来て、主人公と【勝負】。中盤は【和解】。終盤は【青春ラブストーリー】。

【勝負】パートは普通のツン。由真に振り回されているかと思いきや、彼女の性根が真っ直ぐなので主人公がが振り回すパート。
このパートの掛け合いが楽しめなければ、ツンデレスキーにはなれまん。たまに見せるデレでドキッとくればあなたはもうツンデレの虜。

 でもこのツン自体がある意味デレ!!

【和解】パートは由真の家庭の事情に踏み込んでいって悩み相談します。ダニエルも出てきます。
序盤の掛け合いよりも、ある意味こちらの方が由真に振り回されます。

 他人の家庭に踏み込む度胸を!どうして自分がそうするのかに気付いておけ!!

【青春ラブストーリー】パートはちょっと主人公が卑怯なパート。由真は主人公のことが好きになってしまい、悩んでいるのに主人公はその想いに気付かない。そして自分の想いにも気付かないのに、一緒にいたがる。そして……!!

 次は人の心に踏む込む度胸だぜ!!それが愛だ!!!


ラストの貴明と由真のキス。何か地文に詩がありました。そこが良いと思える人はこの話が好きで、そこが陳腐だと思ってしまう方は「ラストでズッコケた」と感じてしまうのではないでしょうか?


 って何だか、「感想」って言うよりは紹介文に。まぁいいや、宣伝目的だし。