Fate/stay night  第2話「運命の夜」の感想文です。

あらすじ

 校庭で斬り結ぶ二人の騎士。たまたま“それ”を見てしまった士郎は危険を感じ、校舎の中に逃げ込むが、何処から現れたのか先ほどの片割れである青い衣の騎士に突き殺されてしまう。
だが、駆けつけた凛の手によって何とか命を取り留める。
朦朧としていた士郎が覚醒する前に凛はその場を立ち去るが……? キャラクター

衛宮士郎→彼が慎二の頼みを引き受けたのは別に嫌味でも意固地になっている訳でもないのです。つまりマジもんの馬鹿。大馬鹿のお人よし。
魔術を掛けて強化してあるとはいえ、鉄板ポスターで強げな人に立ち向かうのは無謀と言うよりも多分、アレだ。ランサーを「悪い奴」だと思ったからに違いないんだ。

間桐桜→今回はHF篇〈要は桜&イリヤルート〉を通らないと思うのであんまり意味無いかも。でもまぁ先輩を慕っている可愛い後輩キャラ。気付けよ士郎。

遠坂凛→魔術で飛んでたんじゃなくて、重力緩和だの速度調整だのらしいですぜ。士郎を救ったあのペンダントは家宝とも言えるもので、S級魔術師である凛の魔力10年分相当。確かに『魔力を込めた宝石』はストックがあるが、ペンダントは奥の手とも言うべき物で、他の10個の宝石とは桁違い。〈ちなみに10個の宝石にはそれぞれ違った魔術が込められている〉
それにしても、反則的な可愛さ。まぬけづらがついつい友人の家で攻略してしまっただけのことはあります。まぁ、やっぱり植田さんはちょいとばかしイメージと違いますけどねー。

セイバー→なんか土蔵に魔法陣が書いてあって、それの所為か分からないけどいきなりぬぼっと出てきた人。何か偉そう。ちっこくて金髪で剣士でツンデレ

アーチャー→二刀流の弓兵。ディアッカも白兵戦こそしませんでしたが、接近戦スキーでした。
サーヴァントにとって『記憶を失っている』というのは致命的で、宝具〈武器ね〉の真名を解放〈必殺技ね〉することはおろか、顕現させることも出来ないかもです。


ランサー→槍を持ってる芝居がかった所作が好きな人。何だか士郎をいたぶっている様に見えたかもしれませんが、本来はそういう人ではないのです。江戸っ子みたいな漢気溢れる兄ぃなのです。


間桐慎二→男に厳しく、自分を好いてくれる可愛い女の子には甘い学園のアイドル。ついでに桜の兄。こう書くとアレですが、本当は一人で道場を掃除している〈押し付けられた〉士郎に「お前馬鹿じゃないの?」と言いつつ、自分も手伝って「お前、いい仕事するじゃん〈爽やか笑顔〉」な奴なんです。いや、嘘でなく。


感想

 キャラの顔見せだの戦闘だの説明だのが続いて、話が動いているようでまだまだ動いていないのです。
何かUBW篇〈要は凛&士郎ルート〉ラストでしか見れない一枚絵が出てきた気がしますが気のせいでしょうか勿体ねぇ。
うむむむ。凛も桜もかーいーのう。戦闘シーンがちゃっちく見えますが、まぁそこはそれ。アニメ化で一番重要な要素かも分かりませんが、んなの知らん知らん。
 今回は音響監督自らが出張ったことが祝いましょう。ぜってー嫌だったと思いますけどね。だって普段はキャスト陣にああだこうだとケチを付けるのが仕事〈極端に言えば〉な訳ですから『完璧な演技』を見せなけりゃいけないじゃないですか。いや、プロだからそれは当たり前なんだけど、中田譲治さんとかがいる中で『お手本』となるような演技が求められているんですよ?きっついって絶対に。


激ネタバレ

 ネタバレが知りたい方はここもどうぞ。一応、白字で書くので事故はないはず。逆に知っている方は間違いを訂正して下さると助かります。

間桐桜士郎が手から血を流しているのにいち早く気付いた娘。表情の微妙な変化に注目。とは言っても、今回はHF篇〈要は桜&イリヤルート〉を通らないと思うのであんまり意味無いかも。

セイバー切嗣が前に使った魔法陣で『前と同じ』人を召喚したのよ。英霊の召喚には、その英霊本人と何らかの関わりのある触媒が必要で、今回で言うとエクスカリバーの鞘。鞘は士郎の身体の中に入っています。

アーチャー本当は彼の武器は何度も砕けて地に落ち、その度に新たな剣がその手に現れているんですけどねw



ランサーマハザンマは撃てないのでしょうか、この兄ちゃんは。ルーン魔術を教えてくれたスカサハのおばちゃんから貰った〈借り受けた?〉魔法の“投げ”槍を愛用しているイカス兄ちゃん。神話的にはヴァンパイアセイバーとかに出てきそうな人に惚れられて殺された人。


間桐慎二毎夜義妹に暴行しているとか鬼畜とか言われていますが、初犯以降は和姦だった筈なのでキニシナイキニシナイ。