「V・B・ローズ」5、6巻の感想文です。


5巻あらすじ
 お互いに惹かれあっていくあげはと紫。傍に居て幸せを感じれば感じるほどに不安が膨れ上がる二人。
そんな中、あげははV・B・Rの門前で一人の女性と出会う……。

6巻あらすじ

 『気付いてしまった』紫。だが彼はそこで安心してしまい、却って踏み出すことに躊躇ってしまう。
ナガレは自らの不利を感じるが、躊躇している紫に『隙』を見出し……。


感想

……セカキラと言い、ひつじと言い、これと言い。似たような作品群を産み出してるのは何だかなーと思います。
 別作品なのに基本的なキャラ配置が変わらなかったり、話の立て方も変化していなかったり。

と、ちょっとだけ不満を零しましたがまぬけづらは大好きなので本当は文句なんかありません。

 やっぱりラブコメは少女漫画よ。男性キャラが腑抜けではないし、女性キャラも男性読者に媚びておらず総じて可愛い。
 人間の心の中で決して美しくない面も、それなりには描いてくれる〈日高先生は「心の汚い面」を素直に好感が持てる範囲で描く作家さん〉。

内容に触れる必要もないのですが、敢えて言うと「いつもの展開」になってます。ですが、これでいいんです。最高です。某あだち充先生だって随分同じ作風です。

ふわっはー。今回は秋吉家シリーズでお馴染み一久や十波もちょこっと出ていて、ファン的には嬉しかったりして。


上のあらすじ。もうちょっと詳しく書かなきゃ駄目かなぁ、と思う。