Scarlettプレイ日記 その1



ネタバレ注意!
 続くかどうかは分かりませんが、プレイ日記をつけて見ます。この作品は特典が凄まじかったです。ソフマップで予約して購入したのですが、おまけサントラCD〈ねこねこ作品の総まとめサントラ2枚、スカレが1枚〉が3枚にスペシャルディスク〈壁紙、ラフ画などファンサービス満載の一品〉、ポストカード、ねこねこファンブック、テレホンカードと言った仕様でした。ソフマップ特典も幾つか混じっていますが、恐らく予約購入すれば他の店舗でも同じ様な品が手に入るのではないでしょうか。

噂には聞いていましたけど、ねこねこソフトってこんなんだからやっていけなくなっちゃうんですよね……orz嬉しいことは嬉しいのですが、もっと汚く商売してもらっても全然構わないと思います。
この特典だけで一万円以上の価値はありそうですし。


第一章



Chapter1プレイ雑感

 なにやら世間様はキミキスやらD.C.Ⅱで騒いでおりますが、まぬけづらはScarlett。……キミキスの検索件数には怖気が走りますが、まぁコンシューマだからでしょうかね。

それはそれとして。

 取り敢えず、アメリアが九郎の家に着た所までやりました。明人のようなキャラは一歩間違えばプレイヤー側から嫌われてしまいそうなんですが、しずかとのコンビがうまいこと作用していて中々好い感じ。

惜しむらくは男性キャストがないことと、バックログの操作性。うちのマウスのせいなのかもしれませんが、ホイールを使ってバックさせようとすると作動する場合としない場合が。仕方なく、バックログバーをドラッグして動かすんですが一行だけ戻そうとしても三行以上進んでしまう〈ログが表示される場所が下部メッセージウィンドウなのが徒に〉。

 取り敢えず、しずかと葉月さんが可愛いです。ツンデレは偉大です。グゥウレィトォッ!です。
……お話。取り扱っているネタ的には楡周平さんなどの本を読んでいる方が濃ゆいのですが、「日常」と「非日常」の連環の仕方次第でしょうか。テーマはそっちですしね。

Chapter2プレイ雑感

 まぬけづら的な籐野らんさんボイスのイメージは「ポンコツ」よりも毒舌ツンデレが先に立っていまして、こちらの方が自然に耳に入ってきます。と言うか、ポンコツな籐野さんはちょいとばかしあざとくて実は苦手かもしれません。

 土曜日の午後、一人暮らしの女子高生の部屋に上がり込んでプラモ作り。たまにブローニングHPで脅される。


い、色っぽいシチュなのにギャグみたいだ!


で、他にもゲームなんぞをしたりして午後11時過ぎまで居座り、帰ろうとすると引き留められる。夕食の支度までしてもらっていたのに、帰ろうとする明人@主人公。そして送られる主人公。しかもヘリで。

まぁここは許せる。

 で、あれじゃないですかヘリ機内。「ずっと友達もいなくて寂しい生活」を匂わせるしずかがメチャクチャはしゃいでいるじゃないですか。切ない気分に陥りまっせ。

ふむふむ。彼女の孤独感+非日常感、ついでに徐々に親しくなり行く二人を描くパートだと思うんですが、様々な意味で破天荒なしずかが素敵です。可愛いです。明人は夕食を食っとけや。



 で、場面は変わって九郎。こちらはアメリアがやって来てから数日後から二章スタート。
 九郎とアメリアのやり取りが「ポンコツ幼馴染と接するぶっきらぼう主人公」の図に見えてしまうまぬけづらは重症なのか、ライターさんの癖が出てしまっているのか。
これは気になるところですが、アメリア可愛いよアメリア。〈しずかには負けるけど〉

まぁなんと言うんでしょうか。アメリアの全方位に向けた無邪気さよりも、しずかのツンツン風味の無邪気さの方がクル訳ですよ。それが男ってもんだろこん畜生。

で、アメリアの転校イベント後直ぐにわっかり易い選択肢「アメリアに同意」「しずかに同意」が来たので迷わずしずか!……と思ったらアメリアに抱きつかれたよ。いや、しずかが可愛いのでよし。


ところで視点を選べと言われたんですが、まぁつまりは操作キャラを選べってことですよね。

取り敢えず、一週目でストーリーの全容は分からない方がいい。段々と謎が解けていくのが楽しいんですよ。たぶん。

と、言い訳しつつしずかスキーなので明人視点を選びました。でもこれって、「ストーリーを選ぶ」以外にも攻略にも関係あるんでしょうかね。つまり、視点選択が何回もあって、その組み合わせでエンディングが分岐するとか。

 お話の続き。アメリア転校イベントで、明人がアメリアに対してデレデレしているようにでも見えたのかツンツンしているしずかが素敵です。
その夜も明人はしずかの部屋を訪れる訳ですが、なんか不機嫌。今日も今日とてプラモ作りに励む色気のない二人ですが、やっぱり今日も今日とて銃で脅されたりしています。平和ですねぇ。

アメリアが誘拐されそうなところで、もう一度視点変更選択肢が発生。今回はあくまでも明人にこだわってみますかね。

 明人の機転で窮地を逸し……う~ん。でも折角「餌に引っ掛かった」のを止めちゃったんですよね。
ともあれ、主人公二人の初対面。あんまり面白可笑しい事にはなりませんでしたが、「意味深い」場面なんでしょうね。その意味は普通に考えれば「非日常との交わり」ですが、「将来の義兄との出会い」な訳で〈マテ 
……あ、でも多分違わないぞ?


Chapter3プレイ雑感

 アメリア誘拐を防ぐ際に、大暴れをして警察署に向かった九郎。と、付き添いのアメリア。
取調室で矢鱈と偉そうなんですが、こういう警察側の対応ってなんだかなーと思います。権力を持って「いるかもしれない」相手なんだから、乱暴に扱えとは言わないけどへりくだり過ぎの感が。
ってアメリアってば衣装パターンが「普段着」と「制服」の二つ以外にもあるのね。驚いた。

っと、アメリアの身の上話その2が始まったところで今日のところは終了します。


思っていた以上に、面白いかもです。ただ設定で納得しかねる部分や、ちょっと鼻につくキャラ造詣〈九郎ね〉が見受けられます。設定の方がともかくとして、主人公を好きになれなきゃ物語は楽しめないので、早く魅力的な部分が見たいですねー。