コヨーテ ラグタイムショー 第10話「アンジェリカ・バーンズ」の感想文です。

あらすじ

 グレイスランドに到着したミスター一行。地上でも戦争が続いていることに疑問を感じながらもマルチアーノの探索部隊に混じり、ギガバンクスへと進む。
一方ではマルチアーノも爆弾がブラフだと分かり、安心して探索に励めるはずであるがどこか不安を感じてしまう……。







感想

 正直、アンジェリカさんには期待外れでした。ちょいとばかしチープじゃないかと。
まぬけづらはアンジェリカさんがミスターの娘だと思っていまして、フランカとアンジェリカで「父親の影を追い駆ける娘」を表しているのかなーっと深読みしていました。制作会社的にどうしてもフタコイオルタのことが頭に在って、だからこその妄想だったわけですが大外れでしたか。
ミスターは、と言うかコヨーテは同業者或いは直接の仲間、ライバルを「家族」のように感じているらしく、フランカやアンジェリカも含めて「(男女の情ではなく)愛」が根っこにある、というのも外れでしょうね。

 とすると、単純にキャッチコピーのロマンチックなエゴイストをどれだけ格好良く、魅力的に描くのが本意なのかな?
……だとしても、まぬけづらの中でそれに当て嵌まっているのはブルース、スワンプ、ビショップだけかもしれません。
マルチアーノは(ブルースに対して)ただのツンデレでしょうし。

 それとメイの“扱い”はあれでいいんですけど、さらりと流してしまったのは構成がマズかった。もっと緊迫のあるシーンで、ギリギリのタイミングでたってくれなきゃあ映えませんよ!でなかったらあの後にマルチアーノやエイプリルに破壊されるとかしないと。
……やっぱり1クールだと色々と尺に囚われちゃうんですかねぇ。

決してツマラナイ作品ではないですし、毎度毎度凄く楽しんで視聴出来てはいるんですけど、後もう一歩足りないなぁ。