桃華月憚 第7話「闇」の感想文です

 ゲームの設定で言えば桃香って(ゲーム開始時点では)記憶喪失なんですよ。最終話になるまでこの設定がアニメとゲームで共通なのかは分からないかと思うんですが、桃香の様子を見るにたぶん共通ですよね。

「自分は自分自身であって、他の何物ではない」ということに拘る彼を見るに、自分の過去がないからこそ、作品内の一年間を大切に過ごしてきたのかなって想像しました。うーん、謎解きだけが売りなら逆回しでもいいんだけど、人物描写というか心理描写では明らかに損していますよね。そりゃ想像とか予想という名の妄想で補完出来ますけども、こういうのは着々と地味描写を積み重ねられた末でやってくれた方が感動もひとしおじゃあないですか。そしてそれこそが、地味描写に耐えきった視聴者へ与えられるごちそうなわけじゃないすか!!
……決してそれが出来ないスタッフでないと思うので、もったいない。

 マナヒメ自身が第三者の手によって「ジュナ」という呪(シュ)を与えられていたということ?ごめんいい加減なこと書いています。その第三者はたぶん守東家?ごめんなさいもっとテキトーなこと書いています。

 いまいちマナヒメ、セイ、フウ、イサミヒコの関係が見えてこないんですが……三姉妹+その何れか(たぶんセイ)の旦那ということだと無理やり理解。
で、マナヒメは横恋慕していたわけですよきっと。うんごめん、やっぱりぞんざいなこと書いています。

 寧々さんの正体は顔月で言うところの沢口みたいなご公儀かと思っていたんですが、もしかしたら土着の人なのかもしれませんね。よく分かんないけど。
まぁ少なくとも章子さんは公儀の方なんでしょうが。

っと、以上のことはぼんやりと分かるんですけど真琴がまた分からない。リュウオウって何さ!和笛に「分かり易い触媒」以外の意味があるのかも微妙ですしねー。

……ところで胡蝶三姉妹は「おほほ~」と言いながらもたぶん、ユーリカを守っていたんですよね。だからこそ、今回のクライマックスシーンでバンバン出ていたんでしょう。



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