Bullet Butlers プレイ日記その10

 月夜の空で踊ったところからセルマお嬢様ルートセーブタイトル「超獣(ケダモノ)」まで進めました。別にダンクーガとかゲシュタルトとは関係ありません。

前回分・プレイ日記その9

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Bullet Butlers 初回限定版
Bullet Butlers 通常版


【Bullet Butlers攻略&セーブデータ】(愚者の館)

以下ネタバレ注意
■選んだ選択肢

・止める
・カウラを信じる
・誰かの姿を目に捉えた

■キャラクター


リック・アロースミス
 基本的にリックの戦闘は集団戦以外はかったるいモノなのですが、ホークメタル工業籠城事件もvsアルフ&レイスも楽しかったです。銃は必殺の武器なのに「当たっても全然平気!(必殺技しか効かないよ)」って敵がいるのがアレなんですよね。敵もリックやアルフみたいに「当たれば致命傷だけど当たらなければどうということはない」ならいいんですけどね。
ベイルとの会話が多い気がするんですけど、気のせいなのかな?ベイルについては本当は何を考えているかとか、妄想は膨らみますねぇ。まぬけづらはリックと同じく「そんなに悪辣ではない」説を支持しますが。
さて、今回はようやく踏み切ってくれました。コゼットのアレコレが解決しないと踏み込めないのかなって思っていたので意外性もあったんですが、きちんと前フリを入れてくれていたのは嬉しいなぁ。自分がセルマお嬢様へ傾けている気持ちをウジウジモードではなく、誠実にじっくり考えたり、ベイルに「お前の言う“愛”ってなんだ?」と問われたり。いいよね。変にウジウジしてないで素直なのはいいことだ。もっと葛藤とかあってもよかったような気もしますが、二人の関係はもう出来上がり過ぎているのでそういうのがなくとも違和感少なめですし。

ストーリーゲームにおけるえっちぃシーンは飛ばすか、ネタにして笑い飛ばすか、「じっくり観ないといけない」と観察するかの三択なのですが、何て言うのかな。ストーリーゲームってまぬけづらのシリアスセンサー全開で遊んでいることが多いので、必要以上にこっ恥ずかしいわけですよ。エロでむっはー!よりも「ちょおおおおいかんいかんお父さんは許しませんよ!い、いやしててもいいからお父さんの見ていないところでやってなさいっ!」となっちゃう。でもそれがいいんですよね、醍醐味とも言える。残念なのは本作でのえっちシーンで男が喋らないこと。
このだだ甘ストロベリー空間のうま味はエロエロってよりも二人の掛け合いであると思うのよねー。ピロートークっつーか。一応リックも言葉を伝えているのですが、音声ないし。そこで女性にだけ喋らせてもつまんないよー。せっかく音声オフ機能があるんだから、「男の声なんていらんわ!」ってニーズにも応えられるでしょうに。

セルマ・フォルテンマイヤー
 ヴァレリアも言っていましたが、本当に「変わった」彼女。最初は斜に構えた腹黒お嬢さんだったのに、この素直さはもはや某ナギお嬢様みたいですよ(あ、ルイズのが近いかも)!
今回はリックの踏み込みの甘さに苛立った彼女がダッシュで突進してこなければ展開。これが萌えゲーだったら「なんだよこの主人公は!」となるんですが、まぁまぁリックは思いっきりセルマお嬢様に惚れていますし、他のルートを見ても自分から走れる子ですし(でも、それはセルマお嬢様を振り切るために敢えて、という気もしますが)、文句はないんですが。

……いつも気を張っている彼女がリックの前では弱い姿とか気の抜けた姿を晒すわけですが、リックもそういうことしてもいいんじゃないかな~。これはこれでアリだけど、弱さ・脆さを一人で抱え込むなんて恋愛モノとしてはモヤモヤが晴れませんがな!

感想
 いやーよかった。コゼットよかった。アルフレッドよかった。レイス可愛かった。いやーよかった(以下エンドレス

コゼットのいう「もう一つの宝物」が明らかにリックであることを考えると、フォースター主従コンビよりも彼女のルートが欲しかったなぁ。まさか死んじゃうのかな、それはない……と思いたいけれども。結局リックは最終的にノーライフキングの餌になってしまうのか、それとももっと高位の敵になってしまうのか。それがイマイチ分かりませんが、今度は剣を突き立てないんでしょうね。……で、でも前世モノだけは止めてね。

作中で気になる文があったんですが、以下引用

エメス・トラプラム朽ち果てし神の戦器

即ち、不死の王に対抗する唯一無二の手段


引用終了。

これがどのような意味での対抗かによりますよね。不死の王を倒しうる、対して抗うための武器なのか。それとも不死の王に比肩し得る力という意味なのか。でなければ、エメス・トラプラムの材料に対する認識がそもそも間違っているということになりそう。