今日の雑記@07年9月25日分「何か胃が荒れてるくさい」

 そして38度台の微妙なお熱が出ているんだぜ!!微熱ってほど低くはないけれど(いや世間一般ではこの程度微熱でしたらごめんなさい)、別に寝込むほどじゃないしー。常備薬をガツっと飲んで凌いでいます。

アニメはエル・カザドひぐらし解、ぽてまよハヤテのごとく!のみを消化。日曜アニメ多過ぎで平常進行には追い付かない追い付かない。

ぽてまよの最終回感想はどう書くか迷う。取り敢えず全編よかったし、エンドロールはようやく安心出来たんだけれども、素直とみかんの関係性の、アニメでの決着というか終着点は考えるところが多過ぎる。
「男はみんなマザコンなのさ(もしくは甘ったれなのさ)」みたいなイタリアンとかアメリカ西海岸的志向も別に間違いとは言い切れないんでしょうし、二人の関係が歪つなどとはとてもじゃないが言えない。ああでもそう考えると、OPの片道キャッチボールってタイトル深いなぁ。結局人間はキャッチボールしているつもりで常に一方通行なんだよ、みたいな。んでそれを皮肉るのではなく、それでもいいじゃないか、思考は通じ合えなくとも、分からなくとも、想いは通じ合えるじゃないか、という人間賛歌的なソレ。
……ああ、こんな駄文じゃなくて感想書かなきゃなぁ(´・ω・`)



■戯言
 D.C.のことを考える。あれのメインヒロインはシナリオ終盤でどんどん人を殺していくか、あるいは“人を殺していったこと”が明かされる。最近流行のおどろおどろしい演出こそされてはいないが、立派なヤンデレたち。あ、いや、「ヤンデレ=自分の恋路を邪魔するモノを殺しちゃったり、あるいは愛情表現の最大級として想い人を殺しちゃうくらいに深い想いを持った子」ではないのだけれど。
音夢は“自分の中の他人”をどんどん殺していく。終盤ではクラスメイトの眞子はおろか、親友兼幼馴染兼後輩である美春すらも殺していく。想い出を、記憶を消せば、その人は音夢にとって存在しない人となってしまう。見知らぬ他人に成り下がるだけであればまだいいのだけれど、究極的には「兄ではないナニカ」にまで落ちてしまっていたんだろうなぁ。
それは、本当に怖いことで、哀しいことなんだけれど、物語上ではそんなのはガジェットの一種としてしか扱っていなかったのよね。比翼の位置にあるさくらシナリオも品を変えて同じことをやってるので敢えてそうしたんだろうけども。
で、そのさくらシナリオ。これはもうポンポンと殺していく。または“殺していた”しかもえげつない。音夢はあくまで「自分という閉じた世界の中」に限っての殺人だけれど、さくらは他人まで侵食する。こちらは正真正銘世界からの拒絶。一応、初音島という限られた世界の中で、ということなのだろうけれど(こういうことを考えると、あの島自体、全てが、さくらor祖母ちゃんor純一の夢の産物なのではないかとか考えちゃうよね)。
……杉並は決して殺してまではいないように思えるけれど、他人の認識・記憶まで消しているみたいなので同議よね。