私信・halogenさんへのコメントレス

 あ、あまりにも長いので記事を立ててちゃいましたよ!
>>>頼れる人や親しい人

>>それでいいのなら、学校でなくても職場でも作れる気が。
>>実際機動六課でそんな感じですし。
>>むしろ学校の方が閉鎖的空間のように思える私とは、根本的に学校観が違いそうですねぇ。
>>“多様な考え方”においても、仲間はそれを助けると思う反面、学校における“教育”そのものは激しくそれを阻害する感じがしてますし。
>>仲間が必要、ひとりぼっちはダメという考え方は大いに賛同なのですが、
>>それが同年代である必要もなければ、まして学校に限定する必要もないと、どうしても思ってしまうんですよね。


 何も知らない子に与える自由は自由ではなく、周囲の大人による責任放棄に思えてしまうんですよね。
基礎教育が必要だと言う点でも、仲間が必要だろうという点でも恐らく同意はいただけると思うんですが、それを提供する“場”にはちょっと意見の一致は無理そうですね。

 ある程度の自由は失われますし、学校の教育課程に実は多様性なんてものはないかもしれません。けれど色々な“可能性”を見せて、教えてくれるのはやはり専門的な実務が求められる“職場”ではなく学校組織だと、僕は考えています。
同年代の友達がいた方がいいだろう、というのは子供であれば「未だ固まっていない」と僕は思うから。ある程度“自分”を持って、やりたいこと、やるべきであること、こうであるべきこと、などなどを自分の中で固めている人たちと接して得られることも多くあります。

けれど、真っ白(とは言い難くとも一応)な素地を持った同朋たちと一緒に様々な経験を積み、話し合い、感じ方の違い、考え方の違い、“価値観・自我の発生”などの萌芽を自分の手で得ることはやっぱりとても大事なことのように思えます。



>>>リンカーコア持ちはかなり多くいそう
>>どうなんでしょうかね。
>>とりあえずVFBだとなのはの世界は突然変異率は高め見たいなことが書かれていたとは思いますが、かなり多いのならユーノの念話にもっと大多数が反応していたと思うので。
>>まぁ反応していなかったと言う描写も無いのですけど(苦笑)。

 そこが不思議なところ。海鳴市だけでAランク以上が二人も出ているわけですし、きちんとした調査はしていなくて「魔法文化がないように見えるからまあ放っておいてもいいんだろう」程度の認識なんじゃないかと。


>>>エリオやキャロの扱い
>>なのはがあの生活を出来たのは、なのはがそれを望んだからです。
>>まぁリンディの方も、義務教育があるならばそれは受けておくべきだと言う考え方でしたけど。
>>ただ残念がってましたから、本当ならすぐにでも連れて行きたかったのかなと。

 

>>対してエリオやキャロは自分で望んで入ってますからね。
>>ミッド世界だと就業可能年齢もかなり低いみたいですし、極普通のことかなと。

 ミッド世界って凄くご都合主義が過ぎる感がやっぱりあります。就業可能年齢がかなり低い≒大人として認められる年齢がかなり低い、とも取れるんですよね。
もしもそうなのであれば第一期エピローグでのフェイトの処遇は軽過ぎるでしょうし、必ずしもミッドチルダの法律で裁けないかもしれないですけどA'sエピローグでのはやての処遇も軽い。

犯罪や罰則というモノに対する概念が地球というか、僕の価値観とは違うだけと言われればそれまでなのですがー。

>>>人種差別的なモノ
>>時空管理局自体、少なくとも本局は次元世界間のゴタゴタを処理するためのものであるようです。
>>よって、そもそも次元世界にアクセスできない文化は管理する必要がない。
>>逆にアクセスできる場合はその存在自体が他の世界を脅かす可能性を孕んでしまうので管理すべき、という感じだと思ってます。

 現代で言えば、ちょっと前まで(今も?)世界の警察を名乗っていたどこかの国みたいに感じてしまいますね。未発達の国には魔法(核や過度の軍事力)なんて持っていちゃ危ないから持っていてはいけないよ。でも僕らは平和を維持するために持っているよ。あ、未発達の国の癖に天才がいるじゃないか勿体ない、ぜひに我が国へ招聘しよう。
といった感じにも受け取れます。

交流可能な全次元世界の文化レベルを引きあげて、彼らに自分の庭の世話をさせればいいのに、と思ってしまいます。地球は日本の海鳴市であれだけの事件が起きていたのはもちろん特殊な事例なのでしょうが、管理外世界でも自分たちの技術が悪用される事件は起きているわけですから。……ま、まぁアレは悪用というか勝手に起動して、ということだったのでありますが。

>>エリオに関して、漫画版を読み返してみたところ。
>>六課入隊直前に武装局員資格を取得して、陸士研修生から三等陸士になって正式局員に。
>>また、訓練校にあいさつにいくという文章がありましたから、スバル達と同じなら最低9歳の1年間は陸士訓練校に行ってますね。
>>ちなみに訓練校に入るにも試験があるようなので、どこかで魔法の基礎は習っているはず。
>>まぁ魔法学院よりはアルフあたりから直々にという可能性も高そうですけども。

 ふむふむ、学校へ行っていたのはよかったなぁと思いつつ、いきなり専門課程を学んでいたわけですか。それはやはり不安を煽る感じ。
まぁこれ以上を望むのはどうしようもないことなんでしょうがw

>>残りは本文から。

>>>フェイト×エリオもエリオ×フェイトのどちらもアリ
>>断固反対、エリオは渡さない(笑)。
 いやいやエロ……あ、違ったエリオはフェイトさんに迫られればNOと言えそうにないじゃあないですか!というか、その断れなさそうなところも魅力の一つであるわけでして。
逆にエリオがフェイトを、というのも無いわけではない。エリオがもう少し大きくなると今よりももっと自然に異性を意識するようになるわけですし、そうすると身近で“女性”を感じるのはキャロよりもフェイトさんかなと。近くに暮らしていないことが響いて……とか。

>>というか、エリオはキャロのものなのですよ(笑)。
 これはこれで分かるのでいっそハーレムで!!
うーんと。でもキャロって案外あっさり別のパートナーを見付けちゃいそうな感もあるんですよね。エリオは見付けられないっぽいですけど。

>>>気を抜いて欲しい
>>それはもう、登場人物(カリム達)すら思ってることですからねぇ(笑)。
>>多分誰が言っても無理だと思いますよ。

 今回の一件で一応表面上は大人しくなっているみたいですが、やはりこの希望は消えません。だってA'sのヴォルケンが目指したのはきっと彼女がのほほんと暮らしている姿で、初代リィンも恐らくそうだったことでしょう。
僕は第一期至上主義者ですが、A'sだって嫌いなわけではない。彼の目指したものが未だ叶わないのはやっぱり寂しいじゃあないですかw


>>>同年代の子供たちともっと触れ合わせてくださいよっ
>>それは分かるのですけど、流石にミッド世界での犯罪者ですからねぇ。
>>あちらは子供だからといって、刑罰に容赦はないですし。
>>無論ナンバーズも言っていたようにルーには精神操作など酌量の余地は十分あるのですが。

 僕もようやく頭で理解出来てきたところではあるんですが、そこがミッドの怖さかなと。成熟した文化を築いているようで……ふうむ。

>>>責任能力
>>とりあえず全員子供と捉えたとして、ミッド世界での扱いに関してはまぬけづらさんも御覧になってるらしい石田麦さんのところのコメントの小説からの引用の通りですね。
>>確かに全員偏った教育を受けてきたに該当しそうで、だから後は協力的か非協力的かの意志で判断したのではないかと考えてます。

 非協力であることも偏った教育を受けてきたから、とも取れるんですけどね。まあその辺のケアは面倒でしょうし、費用対効果的にも刑務所へ送って……無期懲役?なんですかねぇ。
生きて出られる範囲での懲役付きなら協力的なナンバーズたちほど優しくはなくとも、やはり更生プログラムを施されるのでしょうけど、そこはどうなのかなぁ。封印措置みたいなのが取られる可能性もありますもんね。

>>>アルトはヘリパイがやりたかったの?
>>そうですよ。
>>元々ヘリ好きですし、そのために資格も取ってたみたいなので。
>>ちなみに漫画版Episode-7情報です。

 アニメでやってくれないと分からn(ry
彼女のようなサブキャラの進路や活躍こそ、サイドエピソードとして漫画版で補完されるべき内容のように思えたりします。中途半端にアニメの方へ持ってこられても……と感じてしまう視聴者もいるということで。


>>ノーヴェは、スカリエッティに前面賛同というタイプには見えなかったですからね。
>>聖王のことを気にしてたりチンク姉の仇(死んでないけど)を討とうとしてただけだったり。
>>戦闘機人云々は自分のあり方の問題で事件解決への協力姿勢とはあまり関係ないかなぁと。
>>非協力的だった面々は、スカリエッティのやり方そのものに賛同していたメンバーなので。
>>他のメンバーは、言われるから、親が言うからやるといった程度の認識だったでしょうからね。

 それは分かるのですが、しかして積極的に管理局に協力しようというようにも思えなくて。「取り敢えず協力姿勢を見せた方が面倒がない」程度の知恵はもちろん持っているんでしょうが、それを言うのであればスカリエッティにしろ非協力姿勢のナンバーズにしろ「取り敢えず今回は大人しくしておいて、出所してからまた自由にやればいいや」程度は考えそうなものですし。

>>>レジアスの嫁さん
>>不要だから、局員で無いからが妥当かなと。
>>というか、数が多すぎると仰るのにまだ増やしたいんですか(笑)。

 必要なところですよ!!グレアム提督のリーゼ姉妹ぐらいには重要だと思います。まぁ、本音を言えばレジアスについてもっと描いて欲しかったんですよね。最高評議会ほど不透明な存在ではないので、レジアスはもっと地に足の着いた人間として描けたはず。
なんだかんだでかなり重要な位置にいると言っても過言ではないのに、描き込みが足りないので小者っぽく見えてしまうのが何とも悲しい。
彼は恐らく“これまでの管理局”を象徴していて、“これからの管理局”であるなのはたちと対比させられた存在なんでしょうし。

>>>なのはの方から唐突に
>>100%ありえない気がします(笑)。
>>むしろまだユーノからの方が・・・(笑)。

 いやいやなのははアレで気分屋の節があって、「自分が理解していることを相手も理解していると共通理解である」と誤解することもしばしばあります。
なので「別に言葉に出さなくても分かっていることかと思っていた……」というのは十分にあり得るでしょう。いやあってくれ!

 ところで全然話が逸れてしまうのですが、なのは、フェイト、ヴィヴィオ、ユーノの4人でいて「家族です(親子)」と名乗るとヴィヴィオはどう考えてもフェイトとユーノの子に見えるんだろうなぁ、でもなのはに一番懐いてて傍目には不思議に映るんだろうなぁ、ユーノ君が女ったらしに見えるんだろうなぁ、とか考えるとニヤニヤが止まらないのです。
これはきっと、全国ウン万人のなのはファンの中でも決して少数とは言えないなのではないかと妄想します。妄想なので現実と違っていても僕は泣きません。


>>>アニメ単体で見れば、問題が出るってこと
>>それは第1期からの伝統かと(笑)。
>>正直SS聞いて無いと、あるいは小説見てないとフェイト&プレシアやはやて&守護騎士も無問題とは言えないと思いますよ。
>>このあたりは何処で線引きをするかでしょうけど。

 ですから僕はA'sをあまり高く見ていないのでs(ry おっと。
無印の頃は風呂敷が狭かったので粗が見え難かったり、気にしなくて済んだ部分もあると思うんですよ。でも長所と同時に欠点もこれだけ積み重ねられると……というのはどうしても感じてしまいます。

>>むしろ第1期とA’sでアニメだけ見てこの2組の周辺を分かった気になってる(キャラとして掘り下げきったと思ってる)人達の方が相当危うい気が・・・。
 それは痛いところを突かれました。僕の中でアニメ作品は様々な部分でデフォルメが施されているモノ。
この僕の考え方だと制作者側は一の情報に十の情報を込めているとなるので、“視聴者に伝えたいことがしっかりと伝わる範囲で”いらない部分を省略するのは当然と言えるでしょう。

ですから作品のテーマやメッセージありきでしか物事を語れなくなるのですが、これはhalogenさんのアニメの捉え方とは大きく異なるので納得はし難い意見になるでしょう。

1期、2期はテーマを消化することが出来ていたけれど、3期のStSになるとテーマが消化不良に見えてしまうのです。もう、この辺は見方の違いから難癖を付けていると思われても仕方のないことなんでしょうが(´・ω・`)

一期は「幸せになりたいのであれば何かに盲従するのではなく自分で決めて自分で歩くしかない。けれど自分の意見と相反する意見を持った他人を否定しては何も始まらないことを忘れてもならない」

2期は「“誰かのため”に行動することは美しく思える。けれど“誰かのため”を免罪符に悪行を行った場合、その責はあなただけでなくその“誰か”にも問われることになる。そんなことをしても誰も幸せになることは出来ない」

 全体のテーマとしては単なる勧善懲悪ではなく、人と人との絆がテーマになるのではないかと。(ごめんなさい今書いたことは割りといい加減です!)
3期はよく分かりませんでした。単に僕の読解力不足の可能性は大きいでしょうし、これまでの読み解きにも間違いはあるかもしれません。けれど、今までは(錯覚かもしれなくとも)見えていたモノが3期だと見えなかった。
その理由を求めると、登場人物が多く、キャラ描写が拡散してしまったたがために焦点がボヤけてしまったことが大きいのではないかなぁ、というのが僕の意見となります。「掘り下げ切っているからいいんだよ」ではなく「テーマやメッセージを伝える分だけの分量はあったよ」という感じ(まあでも少なからずA’sはちょっと……という気持ちもあるのであまり強くは言えないのですが)。

>>>人物の行動ひとつひとつの理由付け
>>私はこれをかなり気にする方だと思ってるので、そう言うキャラだと分かればとりあえずは十分なんですよ。
>>それが私における人物描写や伏線の“線引き”ですね。

 この理由付けが難しくて。ヴァイス、アルト、ルキノ、ヴェロッサ、シャッハなんかはいなくてもいいくらいに思っていますし、中途半端に本編で扱うくらいならそういうキャラにこそ漫画やサウンドステージで焦点を当ててあげればいいだけのこと。
その代わりにスバル、ティアナ、エリオ、キャロなどのメイン格の描写を増やしてほしいとか考えるのです。スバルがどうしてあのような性格であるのかというか、どのような環境でああ育ったのかは結構重要で、それこそがこの作品の核たる位置にあってもいいのになぁというのはどうして考えてしまいます。エリオ、キャロは一度はせっかく手に入れた平穏なのにどうして荒事の世界へ……とかなんとかっていう疑問にはどうやら漫画版などで補完されているみたいですが、何度も言いますがこういった話こそ本編で描いて、サブキャラたちの活躍こそ漫画版やサウンドステージ行きの方がすっきりするとお思うんですよねぇ。
世界観の広がりを見せたり、事件の裏舞台を見せるのは番外編でいいんですよ。

>>・・・それにしても、なんだか改めて子供に子供らしさを強要する大人にだけはなりたくないなぁと思いつつある今日この頃です(苦笑)。
 これは怒られているのでしょうかw確かに古臭くて嫌な考え方かもしれませんが、子供という型に嵌めて制限を受けさせることでようやく与えられる庇護というのは大事なんじゃないかなぁ。
生まれた時から全ての責任を背負わせて自由を与えても、どうにもならないんじゃないでしょうか。どこからを“大人”、あるいは一人の独立した人間と見るかの線引きは難しいですけど、僕のイメージの10歳ではまだまだ無理な感じ。
ミッド世界の10歳は違うんだと言われても、それをアニメ本編で説明しないのであれば僕はどうしても自分の価値観の中の10歳と照らし合わせてしまうので………。

>>それでは長々とすみませんでした。
 いえいえー。楽しかったです。楽しかったんですけど、やっぱり考え方・感じ方の噛みあわない二人だなーとw

>>そういえば、ルーテシアはこれでもまぬけづらさん的にはかなり良い方向の終わり方だったのでは。
>>保護観察処分者相手に他の子供なんてダメに決まってるでしょうし、
>>「管理局任務への従事と引き換えに保護観察期間短縮」
>>にならないだけ良かったんじゃないですか?(笑)
>>これ、訊かれていた可能性もありそうですし。
>>私は本人が選んだ方に賛成なんですけどね。

 これは記事中でも触れているように本当によかったと思っていますよ!!あれは別に皮肉でもなんでもないのでw