ef - a tale of memories. 第2話「upon a time」の感想文です

 蓮治くんパートが多めでまぬけづらはホクホク顔でありました。後に控えるアレやコレやを想像して、も、萌えてもいいところだよね?

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■麻生蓮治
「好きなことをすればいいじゃないか」「好きなことをお仕事にするのがいいんじゃないでしょうか」
 では、いったい彼の好きなこととは?「(今のところは)小説家」となり、夢とは?となると「囚われの女の子を救い出すこと」となるんですよね。
これを繋げると、今苦しい気分を味わっている人への助けとなるような物語を描ける小説家ってことになるんですかね。

 それはそれでひとつの道だけど、どうなのかな。「新藤千尋“だけ”の助けとなるヒーロー」を選んでもいい訳で。たぁーのしぃいーなあ(*´д`*)

 後はまあ、その、彼の許容量の問題ですか。本編ラストの引きは心の揺らめきを表していたかと思うんですが、あそこでまずどう転ぶのかも見物ですよ。
夕に忠告を受け、覚悟した上であそこへ行き、柔らかい物腰を維持し続けていたことからも、乱れるのは一瞬だけであんまりブレずに一直線になるんじゃないかなとも考えられる。けれど、実は深く考えずにいただけで大きく揺れ動いて混乱が続くかも、とも。

新藤千尋
「物語を描いてみたい」「(おそらくは日記を小説と呼び)つまらない本です」
 ここら辺の台詞を吐いた彼女の心境は如何に、とか考えてしまいます。毎夜、“明日”に怯える姿とかを見ているとやっぱり蓮治は重要なファクターということに変わりはないようですが。
毎朝起きたばかりの彼女は記憶に、“昨日”にそれほどの執着はなくて、日記を読み切っても「つまらない」と言える(これは本当にそう思っているわけではなく恥じていただけ、とも考えられますが)。けれど、実際に蓮治と過ごした後では全然違っていて、とかね。

 「13時間しか記憶が保たない」という設定はうまいですよね。24時間だったら毎晩眠れぬ夜を過ごすかもしれず、恐らくは身体を壊してしまうことも考えられますけど、13時間を過ぎればストンと眠れるわけですし。
でも、自分の記憶障害についてはどう把握してるのかな。日記で?それとも、これは幼いころから持っている障害でどんどん悪化し続けてこうなってしまったとか?

■火村夕&雨宮優子
 火村は“そこにいる”存在感が伴って描かれていますが、優子の方はそうでもなくて。設定とか何も知らずに、原作版のOPとかも知らずにこれを視聴していればかなり印象が違ったんでしょうが、ふむ。
火村の存在が蓮治くんや千尋に対しての助けになることは想像が付くのですが、優子の方はどうなんでしょうかね。

■広野紘
 高校生の男の子が描く少女漫画。内容には凄く興味があるんですが、いったいどんな漫画なのか。そしてどういう層にウケているのか。まあこの辺はどうせ説明されないとしてw
過去の、夢を見ていた自分に、叶えた自分が責任を感じるというのは凄く頑固で、凄く誠実で、まぬけづらには出来ないことに思えるので素敵に思えます。

「自分の見えている世界には色が足りない」というのは、面白いなぁ。近い感覚は、まぬけづらも感じますが。

で、そんなこが自由の象徴みたいな女の子と関わることでどうなるのかですよね。影響されるけれど、でもやっぱり行動自体には変化がないのか。それとも大きく変わってしまうのか。

宮村みやこ
 どうして紘に興味を抱いたのか。紘に何を見て、何を求めているのかがポイントかね。景ぐらいになると、全肯定に近いモノがありますが(欠点は自分が補えばいい。自分が入り込む余地があるのが嬉しい、というような)。

新藤景
 紘の世話をすることが幸せで堪らないといった感じで。彼女の世界は、紘中心に回っているんじゃなかろうかってぐらいいじましい。
下校時、紘にメールをしようとして「邪魔になってはいけない」と削除。んで、帰りに屋上を振り返っていた彼女は何を見たのか。あるいは何を見ていないのか。とても気になるわ!!

■堤京介
 いやー、でもね。紘が景を無碍に扱ったとしても、この男はさすがにないわwどう絡めるにせよ、最後まで好きにはなれないかも。部長に傾けばまた話は別ですけども。

■感想
 画は綺麗だな、凝っているなとは思えど、今回それが響いたの景の描写だけだったかなと。少なくとも、まぬけづらは。
ところでまぬけづらは蓮治くんの話だけがあればいいんですが、どうでしょうか!!