ef - a tale of memories. 第3話「paradox」

 記憶がどうこう言われてしまうと、ついつい電王とか無印D.C.(実はD.C.Ⅱもですが)を思い浮かべちゃいます。

ef - a tale of memories. - livedoor Blog 共通テーマ ■麻生蓮治
 彼の懊悩はよく分かる。ここで迷わないことの方が、自分や千尋を軽んじていることに繋がりますし。あるいは悩むことで、その姿勢をとることで、自分を誤魔化して逃避していただけ、とも取れますけども、それでも考えなしよりはずっといい。
その結果、本を書くことに決めたのかな。小説家になるかどうかは別にしても、千尋のために何かを書くんでしょうか。

 約束を破ってしまったことで彼はもう戻れない泥沼に嵌ってしまったようではありますが、心の在り様は変わらないままでいて欲しいな。

新藤千尋
 えーと、彼女の心は12歳のままってことですよね。記憶は13時間ごとにリセットではなく、「13時間しか継続した記憶を保ち続けられない」とのことらしく。前回は「13時間ごとリセット」だと思っていたので「(13時間経って)記憶が無くなればぐっすり眠れるね」と書いてしまったのですが、これは辛いね。眠る時間が惜しいというか、怖い。もしかしたら睡眠導入剤とかを服用しているのかも分かりませんね。
実質的には12歳の女の子の言葉から出た“嘘(あれ冗談、だっけ?)”は「どうやって誰にも迷惑をかけずに消え去るか悩んでいる」とのことで。これが彼女の日記に出てきた言葉ならいいんですが、素で出てくると言うことは常に考えて続けている事柄ということ。重たいねぇ。

ところで、

 「“蓮治くん”に会いに行きたいのに火村さんが出してくれない」

 という台詞がまぬけづらのアニメ感想メモと記憶に残っているんですが、これって景へ送ったメールでしたっけ?それとも火村が蓮治くんに会ったときに言った台詞でしたっけ。メモにはただそれだけが書いてあって、いまいち不明瞭です。どちらにせよ、彼女は告白の後からは完全に「麻生さん」ではなく「蓮治くん」と呼んでいるようで。
これはつまり一日会っていなかろうが、風邪を引こうが、なんだろうが。大事に記憶を思い返し続けているというわけで、凄く危うい状態に思えます。日記を書き始めた彼女が危惧していた状態になっているんじゃないでしょうか。蓮治くんなら大丈夫であると信じていますが!!

■火村夕&雨宮優子
 「まだそんな人間らしさが残っていたのか」とか何気にキツイことを言っていましたが、あれは蓮治くんを試していたのか。あるいは発破を掛けたのか。単にそういう人ってことはないでしょうし。
保護者代行というのが気に掛かります。そういや新藤姉妹の両親とかは?4年前の事故で喪ったのかしら。

 雨宮さんはよくわかんないねぇ。よく分からない。火村はまだ、「ああ彼らを助けようと、支えてあげようとしているんだなあ」と思えるんですが。

■広野紘
 はっきりしないなあ。まあ、まぬけづらは割りと最低な男の子だと思っちゃいましたが。自分に対してのみ誠実であるのは、決して悪いことはないんですけどね。でも男の子として最低。

宮村みやこ
 気まぐれで掴みどころがないようでいて、実はそうではなくて。分かり易いデレデレっぷりに見えましたが、でもどうなのかな。視界はモノクロのままだし。ぴろにさえ色が付かないし。うむむ。
この娘自体は悪かないけど、この世界にはうまく嵌まっていないのよね。

新藤景
 うんうん、その反応でいいよ。まぬけづらが許すよ。この娘を誰か支えてやれよ。出来れば京介以外がいいんですが、それは叶わないのかもなー。

■堤京介
 一緒にいて快楽を与えてくれる子らじゃないといけませんか。自分が楽しいことを教えてあげるとか、一緒に何かを為そうという気概がそもそもないのよね。
部長を簡単に袖にしてしまっていましたし、うん。ダメだわ。泰勇気ダメだわ!!

■蓮治くんのお隣さん
 未だよく分からず。蓮治くんと仲良し?

羽山ミズキ
 未だよく分からず。景に報告しちゃダメだろうとは思いつつ、正しい判断とも言えるわけで。頑張れ。

■感想
 しまったなあ、即日に書きあげておけばよかった。薄ぼんやりとしたイメージしか頭に残っていないままに感想を書いています。
蓮治くん周りだけに注目していきたいんですが、結局は“街”の物語っぽいので(群像劇というよりは恐らくそう)他の場面でも気合いを持続させていないとなー。