キミキス プレイ日記3日目

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(2008/02/14)
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 日記の感覚は少し間が空いていますが、実際にはちょこちょこ遊び続けていました。ただ、分量的に書くべきことがなかったもので……。

 二見さんと栗生さんをクリア。二見さんルートは遊んでいる間は十二分に楽しめたんですが、終わったあとにやはり「実のない話だなー」とか思ってしまっていたんですね。二見さんもまた「あなたなしでは生きていけない」といった旨の台詞を言ってしまっていましたし、そんな恋人関係はどうだろう、とどうしても思ってしまう。

 星乃さんにしろ二見さんにしろ、「人と触れ合うのが苦手」な娘さんなんですが、彼女たちは主人公・相原光一くんと接するうちに段々人との触れ合いに慣れていくわけです。対人恐怖症とは言わないまでも(二見さんのアレはそれに近いような気もしますが)、彼女らのルートは言わばちょっとしたコミュニケーション不全を解消していくお話。
 であるのに、結局「あなただけいればいいの」じゃあなあ。星乃さんは単なるインプリンティングだし、二見さんは結局変わっていないっちゃ変わっていないし。もっと視野を広げた上で、生きる世界を広げた上であなたが好きですよ、って流れになるか、それを示唆してくれるようなエンドがよかった。

 特に二見さんの場合。今まで彼女の生きている世界には他者が存在しておらず、ようやく介入してきた初めての相手を結婚相手とまでしちゃうのは……う~ん。ちょっと若過ぎるなぁと。実は幼い子なんだから光一の方が大人になれよとか思っちゃうし、うーん。

 それに比べてしまうと栗生さんルートが映えたかなと。ちゃんとしっかり“自分”を持っていて、その上で光一の価値観も認めていく。自分を保ったまま、他者を受け容れる。普通に爽やかな恋愛物語を楽しめました。あとなんというか、フェティッシュ度とかエロ妄想度とかがかなり高かったように思えました。絶対エンディングの後にキス以上のことをしていたよね!!

 加えて、僕はこの栗生さんルートにてマッチング会話の真髄を掴みました。

 自分の手持ち話題も15、相手の手持ち話題も15で所持している話題は「好きな話題が変わりました」とのインフォメーションが出るまでは固定。(大体2レベルごとに変動するみたいですが)
 そして一度成功した話題はヒロインの所持数が表示される。だから相手の所持している話題と種類、数をこちらも揃えてマッチング会話に臨む、と。これは好きな話題の変動ごとにリセットされますが、コツを掴むと普通に恋愛SLGとして楽しかったです。

 相手の好きな話題を特定するまでももちろんアツいんですが、特定し終えてからも十分楽しい。これは行動系話題とか使わなくなるわ。や、高レベルでかつヒロインに合ったコマンドを選べばほぼ確実に好感度を上げられるし、テンションゲージもグンと上がる。ルート攻略の上で非常に頼りになるのは分かるんですけどね~。でも5連続成功を捨てることになるし楽しくない。(注・マッチング会話の5連続成功はキスすらも捨てます)
……個人的には、話題は消費型の方がよかったなー。その代りにサブキャラと会話すると確実に4つ5つの話題が手に入るとかって仕様にして。まあでもギャルゲとしてそこまでキツイとユーザーが離れちゃいそうでもあり、これはこれで致し方なさそうではあります(´・ω・`)

 そんなわけでシナリオはちょっとアレだけどバカゲー分は随所に漂っていますし、システムもなかなかどうして楽しい。お勧め度が少し上がりました♪