ペルソナ4とか その2

 BEGINNERSで始めて、ゲーム内日付けで6月まで進めました。

 「ネットや雑誌の攻略情報を断つ代わりに初心者モードだー!」

 としたんですが、どうにもヌル過ぎて失敗だったかも。本来、イベントダンジョンの攻略にはゲーム内日付で数日掛かる設定っぽいんですが、BEGINNERSだとイベント発生から即日でクリア出来ちゃいます。

 その分だけコミュ(キャラクター個別イベント)に時間を取れるので、ペルソナ4としてトータルで見ればそこまで面白さが減じられるわけではないのですが、RPGとしての面白さはごっそり抜け落ちてしまうので注意。

 ノーマル以上の難易度で始めて、自分の力だけで進めるのがお勧めです。

 慌てず敵の弱点を探せてリソース(時間・資金・HP・SP)配分が普通に出来れば、きちんとRPGとしても面白いはず(この配分に悩みながらダンジョン潜ったり冒険を進めたりするのがRPGの醍醐味、とすればですが)。

 回復アイテムは自販機のジュース>コロッケ>通常回復アイテム

 ぐらいの優先度で準備・使用するといい感じ。四六屋のアイテムは高いです。雨の日でも法外です。傷薬を買うぐらいなら惣菜大学に走りましょう。

 以下にちょっとだけキャラ雑感。
■主人公
 選択肢の台詞から察するに天然気味でどっか変な子。無駄に強気。雪子と若干キャラ被ってる。

 ワイルドの力。前作を踏まえると、これはペルソナ(もうひとりの自分)が抜け落ちているからこそ使えるんですよね。少なくとも、前作主人公とアイギスはそうだったっぽい。

 短絡的な僕はこれだけで「犯人は主人公だ!!」とか思っちゃうんですが、稲羽市八十神町がプチ初音島状態なのかもなー、とも考えられるわけで。

 人々の総意が、好奇心が、うねりとなっていて、それが渦中の人物をマヨナカテレビに映し出しているとか、そんな感じ。実際にそれを取りまとめているのが、主人公の“もう一人の自分”なんかなー。

■花村陽介
 普通の男の子。器用で世渡り上手な分、抱え込んでいるモノが根深い。

■里中千枝
 明るく元気なバカっ子。依存心が強い。

 ペルソナ覚醒時イベントで、「あ、ここまで言わせちゃうのかー」と思った。“それ”を受け容れるまでが一瞬なのが、ちょっとあれかなーとは思いましたが(既に他のメンバーとの絆を深めており、彼らに受け容れてもらうことで……とした方が自然かなと。素で受け容れられるのであれば、そもそも初めから否定せんでもいいじゃないって僕は感じる)インパクトは大。
 あざとい作りではありましたが作品の方向性をきちっと見せてくれたのは嬉しいですね。

 ただ、しばらく進めていくと「うーん、この子は邪念が薄過ぎるような」とも思えてくる不思議。ペルソナ覚醒時の言葉だけでしか、抱えた想いを表現していないように思える。実際の行動でも“それ”が目に付いていればなー。

天城雪子
 アホの子。微妙に変人。依存心が強めで、千枝とは共依存っぽい関係。
 ただ、ぱにぽにで言えば一条さん、スクランで言えば晶、D.C.で言えば杉並みたいな、「自分の中では筋道立っているが、常人には理解できないオレ論理」で動いているので、依存心が強いって言ってもその発露が面白可笑しい。

 だがそれがいい

 ペルソナ覚醒時に起きた諸々のイベントをよくよく考えてみると、実にエロい子。その辺へのツッコミが浅いのは気のせいじゃないと思うんですが、むーん。

■巽完二
 ウホッ!いい男。ガチで。

 結局うまいことまとめていましたが、素養は十二分。コミュレベルMAX時イベントとか今から怖いですっ。

■その他
 モブキャラひとりひとりに至るまで、それぞれ味があります。彼らなくして、ペルソナ4は語れないことでしょう。
 しかし、全員に触れると時間が足りないので割愛。ヒロイン陣よりも可愛い子がモブにいたりするのは仕様です。


■関連リンク
【ペルソナ4 公式サイト】(アトラス公式)
【「ペルソナ4」特集vol.1】(アトラス・エクスプレス)
【「ペルソナ4」特集vol.2】(アトラス・エクスプレス)
【ペルソナ4特集<前編><後編>公開中!】(アトラスネトラジ)
【橋野桂の開発通信】(アトラス・クリエイターワークス)
【絵師・副島成記の舞台裏】(アトラス・クリエイターワークス)
【目黒の趣味雑記】(アトラス・クリエイターワークス)
【ペルソナ アインソフ】(アトラス公式)












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