雑記とか その77「続きがあるのは嬉しいな」

 ようやく鉄腕バーディ DECODEを完走。

 「大切な人は案外近くにいるかもってね!」とか、早宮の王道台詞はもちろん彼女自身のことを指してはいるんでしょうが、その後直ぐにバーディへ変身しちゃったりしていて。

 つとむくんの最期の行動は、バーディの選択を先読みしたからなればこそ、だとすれば、僕にも受け容れられる。それは信頼の証左でもあり、“彼自身”の表明だと、僕は思うから。

 ただ、もしもそうではないとすると、それは結局シャマランと大して変わらんのではないかなぁ。

 この辺の含みは、“少年”の不安定さ故、なのかなぁ。二期も決定しているようですし、これは楽しみですね。

 というわけで、次は夏目友人帳に着手。

 もっけよりも更に感傷的な作品だなー、という印象。しかし、まー、その、実はこっちの路線こそリアル路線こそなのだろな。

 どうしても差別問題に触れているように見えて、つまり妖怪とは人間扱いされていない同じ人間で、という風に見えてしまうんですよね。
 時代背景が現代でなければこれは間違いなくそう映ってしまい得る作品で、うまい具合にボカしている、とも思えて。

 や、これはガチな話で、ね。

 随分重たいことをやっているように感じるのですが、視聴者が妖怪に一欠けらでも“穢れ”を見出してしまうように設計されている作品、というのが、またえげつない。

 いや、そこが面白いんですけどね。

 ……某ボカ廃の人の強い勧めが今更効いて来た、というわけではなく(超ごめんなさい)、リアル必要に迫られて視聴を始めたのですが、なかなかどうして“当たり”のようです。