Fate/stay night第4・5話「魔術師二人」


 このタイトルが「魔術使二人」だったら面白かったですよね。あ、いや赤い方でなくて紫の方もですよ。……若干原作ネタバレ風味。

あらすじ・前編

 非日常を日常に交わらせようとする士郎。その彼に対して凛は……?

あらすじ・後編

 感覚が麻痺しているのか、危機感を持たない士郎に対して攻撃を続ける凛。
戦闘の最中、階下から絹を切り裂いたような悲鳴が響く。
 そして二人は……。


キャラクター

衛宮士郎
 彼が極端に傲慢なのかそれ以外の何かなのかは、後々になって明かされるアレコレを見てからの皆様の判断にお任せしますが、やっぱり我が儘なんだと思いますよ。まぬけづらは。
ただね、それも仕舞いまで続けてりゃ格好良いんですよ。続け方にも因りますが。

遠坂凛
 そろそろ声の違和感も薄れてきたというか慣れればなんてことはないというか。クールを装った不器用な熱血漢っているよね。そんなヒーロー〈主人公〉性を持ってるのが彼女の好ましいところ。
本当は最後の最後に士郎を回して参ったと言わせたかったんよ。彼がそんなことはしないんだろうなぁ〈最後まで何もしない訳が無い〉、というのは分かっていてね。

アーチャー
 凛と初めて会ったとき、名前を聞いて「本当に」綺麗な名前だと思った、セイバーからの奇襲時、彼女の姿を見て一瞬隙が出来た、などなど。端から観ていると全然分からない描写が色々あります。
女性に弱く紅茶を淹れるのが得意な騎士、というのが彼の真名を知る重要な手掛かりだったりするのですが、感想系ブログさんでは誰もそこら辺がヒットしないようです。セイバーの正体が分かった辺りで、まぬけづらも大ヒントを書く予定です。
早く活躍が観たいのですが、よく考えると「教会前で誰かさんの必殺技を防いでる箇所」「アレ待てよ?普通にランク上のあいつを倒せたんじゃね?」「男は背中で語る」の3つぐらいしか魅せ場がないのかしら。

セイバー
 今のところ、食っちゃ寝しつつ士郎にアドヴァイスしているだけの彼女。まぬけづらがずっと違和感を感じているのは、彼女の士郎の呼び方。通常とは違うところでアクセントを入れなきゃならんのに、普通に呼んでるのが悲しい。
いや、これが結構重要でしてね。これがないからHF篇がないと断言できるの。某キャラが単に可愛い娘で済むの。

タイガー
 前にも言った感がありますが、彼女これで英語教師なんですよ。……いや本当に。
えっと、前編でミートボールで騒いで見せたりセイバーにあっさりやられちゃったりしていますが、制作者サイドに言わせると「この年齢の女性で剣道五段は異常。そこんとこ分かって!」らしいです。うん。でもな、敗因はかの妖刀・虎竹刀を使わなかったことにあると思うんだ。どんな敵もイチコロよ。

間桐桜
 皆さん彼女から「黒いにほひ」を嗅ぎ取っている様ですが、きっと大丈夫。黒化なんてしませんよ、ええ。
それでもさ。多分、ですけど秘密の一端は明かされると思うんですよ。おなかがきゅうきゅうなりました。

ライダー
 綺麗なお姉さんは好きですか?まぬけづらは好きです。……結構、セイバーと被る面が多いかも分かりませんね。いや、性格ではなくて。

間桐慎二
 そういや、もっと某人物に執着しないのかしらね。不思議だわ。

美綴綾子
 大丈夫。原作でもナニもされていなかったので大丈夫w


感想

 放課後の決闘シーンで某人物による得物の持ち方。これに注視してしまい、「やっぱりアレはやるのかな」と思いました。ふふふ、楽しみです。
滞りなく話は進んでいますが、省略シーンがあると「その描写がないとキャラの性格変わってしまってるぅ~!」と叫びたくなるのが人情か。まぁいいや。

おまけ:セイバーの着ている服は意外な人物が提供している。ついでにその仕入れ先も意外かも。