Fate/stay night 第7話「蠢動」の感想文です。

 さて今回のタイトル。なんだか妙にえちぃと感じたまぬけづらの眼は節穴なのか、慧眼なのか。
……普通に慎二のことを指していたのだとしたら可哀想ですよね。


あらすじ


 先走った行動ばかり取る士郎に対し、諫め、実力行使に出るセイバー。
だがそこに凛が現れ、セイバーの暴挙を止める。しかし、凛が衛宮邸に来たことで桜の不興を買う。
 桜が小走りに去ってしまい、凛と共に登校した士郎。二人が仲睦まじげにいる様子を見てしまった一成は士郎に詰め寄り……。



キャラクター

衛宮士郎
 Fateファンの中には彼のことを「精神を患った可哀想な子」と評する方がいます。……「今の段階」では中傷の類に見えるかもですが、最後まで観てしまったら違うと言い切れなくなってしまいます。
そんなことはさて置きまして、今回の彼は相も変わらず野暮でしたね。
 彼の能力もちぃとばかし伏線なので、気にしていたら全然関係ないところで「秘密」に気付けるかもしれません。

遠坂凛
 描写を省略しているのか元々「そういう訳ではなかった」というアニメオリジナル設定かは分かりませんが、少なくとも気原作ゲームでの士郎は彼女に憧れていたんですよ。
聖杯戦争が始まってから付き合っていくうちに士郎の持っていた「遠坂凛」像は崩壊して正に幻滅して……でも、「そういう」凛にも好感を持っていって~。がないってことは完璧にFate篇をやるのか、と見せてラストで某キャラの笑顔はないのか!?
残念です。
「あかいあくま」の渾名を持つ彼女ですが、フェアを尊んでいたり詰めが甘かったり、人並みに家族想いだったり……普段クールを装っているからギャップがクルんですよね。ギャップ、というか「普段ツッパってるけど、俺の前では本当の彼女を見せてくれるんだよなぁ…〈デヘヘヘ〉」の様な感じの独占欲的な気持ちを突いてくるツワモノ。いや、まぁつまりはツンデレの醍醐味な訳ですがw

セイバー
 実直で誠実でお固くて、でもちょっと可愛いところもある。む、これはスクランの花井も該当するように王道ですよね。まぬけづら的にはこの手の属性なら女性キャラよりも男性キャラの方が萌えるんですが、駄目でしょうか。一成とかいいじゃない。
今回はまぁ、腹ペコセイバーの片鱗が見えて好かったかな、と。

間桐桜
 この娘についてアレコレ言ってしまうと激しくネタバレしてしまうので言えないのですが、一言だけ。
スリードを誘いまくるキャラですのでお気を付けを!
 多分、アニメ版だと普通に可愛い後輩キャラで終わりつつ、最後でちょこっと「ああそうだったのか」的なタネ明かしがあるんじゃないかな。

間桐慎二
 と、桜のコメントではあんなことを言っていますがOPでの慎二をよく見てください。あ、あれれ?
今回、慎二が士郎に向けて言ったあの台詞。あ、あれれ?
これはもしかするともしかするのかもしれませんが、それは止めてくれと。そこはアニメ風に修正しておかないと、ゲームと違って「他のルートで補完」とか出来ないんだから!!
う、ううんと「回収できない伏線」か「混沌とする後半」のどちらかが出てくるんじゃないですかね。まぬけづら的には「おいおい…下手を打っちまったなぁ」ですYO!

美綴綾子
 前回でも書いたような気がしますが、原作ゲームでも美綴はナニもされていませんって!!いや本当に。
えっと、省略気味ですが遠坂と仲良し。「優等生の凛」ではなく「ちょっと抜けてる凛」も知ってるぐらいに。

ライダー
 真名はヘレン・ケラー!!〈嘘〉

タイガー
 ゲームではもっと暴れていて、桜よりも焦点が当たっている印象だったのですが、アニメでは抑え目になっていますよね。
それもまた好し!


感想

 もそっと刺々しくていいのよ、凛は。ちょっと円いなぁ、と。桜も程好く目立たせてるけど、尺的には退場を早めないといけない気がします。Canvas2で言うところの橋爪みたいにさ。
もう7話まで来ているのに、話が進んでいない気がしてもどかしいなぁ、と思っていたり。一成かわいいよ一成。