ゲームのお話「カルタグラ」「大番長」「ぱすてるチャイムContinue」

 そんな訳で、えちぃゲームの感想です。まぬけづらの感想自体は別に過激ではないんですけど、リンク先は18歳以上の方が対象なのでお気をつけ下さいね。
カルタグラ~ツキ狂イノ病~

ストーリー
 昭和中期の日本。元警官で現在は探偵の職に就いていた高城秋五は元上司の有島より依頼を受けた。
それは失踪した良家息女の捜索であったが、消えてしまったという『彼女』の名前を聞いた高城にとって、その依頼は同時に別の意味も兼ねることとなる。

 徐々にミッシングリンクしてゆく『上野猟奇殺人事件』と『上月由良失踪事件』の中で、愛という名の妄執が渦巻くサスペンス。

音楽
 ぶっちゃけ霜月はるかさんの歌う主題歌「恋獄」に惚れて買いましたwゲームに合っていて凄く好いというか、ゲーム本編よりも作品のテーマを伝えられている様に感じられます。

感想
 あんまりパクリパクリとは言いたくないんですけど、これはどこの京極作品でしょうか?w
まぬけづらが一番盛り上がったのは女郎の事件が辺り、序盤から中盤に掛けての部分でした。
 時代背景と猟奇殺人の組み合わせが京極夏彦っぽい、のではなくてお話の作りそのものが似通い過ぎていて悲しくなってしまいました。特に主軸となっている部分。姑獲鳥の夏と女郎蜘蛛の理を混ぜてみました♪といった感じで、中々の出来です。京極作品を知らない方ならば十二分に楽しめると思います。
ですが、まぬけづらは既読しているのでどうにもならなかったりしました。
 先にも述べましたが、中盤までは好かった。ただ、そこから終盤までが段々と盛り下がってしまい、最後は何だか冷めていました。う~ん、捻りを入れれば化けると思うんだけどな~。

 そんな訳で個人的な評価は低めですけど、完成度は高いはずです。エンディングにもうちょっと秀逸なバッドエンドを用意しておけば、ハッピーエンドが活きるんでないかなとも思いますけど、まぁ悪くない作品でした。絵も綺麗ですしね。

お気に入りキャラ
 凛が表ヒロインで、時子さんが陰のヒロインです。そういうことにしておいて下さい!〈と言うか、他にあんまり魅力を感じない……というのは内緒〉
今回はいつもと違い、キャラに対し長々とコメントは書きませんが、この二人は好かった。もうちょっと掘り下げて個別エンド作って欲しいくらいに好きになれました。


大番長

ストーリー

 しゅじんこうがばんちょうとなって、にほんのあたまになるおはなし。
〈いや、真面目にあらすじを書き起こすと公式のコピペになってしまうのでw〉
感想
 戦略シミュレーション+恋愛+パロディコメディな感じでごちゃ混ぜ感が溢れているゲームです。
お話自体は王道を突き進みつつ、ギャグを織り交ぜつつ、たまにちょこっと泣かせつつで『そこそこ』程度。でも戦略パートとサブシナリオが面白いんですよ!
後ついでにエロエロ。
 更にキャストさんも豪華。地上波テレビアニメでヒロイン格の方や、主人公格の方がぞろぞろ出ています。まぬけづらなんかはこれだけ買った甲斐がありましたねー。

昨年買ったゲームでは、下手をするとロマサガミンストよりものめり込んでしまった感があります。……プレイしてから結構経ってるから大したことが書けないorz


ぱすてるチャイムContinue


ストーリー

 舞台はファンタジー世界。冒険者を目指し、冒険者学校に入った薙原ユウキはそこで挫折を味わい転校する。
新天地で「次こそは!」と息巻いていたユウキの目の前に現れた少女とは……?

感想
 すみませんorz3DダンジョンはうちのノートPCのスペックギリギリだったみたいで、制限時間付きのダンジョン攻略で「キャラの移動は遅いのに時計の動きは普通」という現象が毎回起こってしまい物凄く苦労しちゃいました。
何よりキツかったのは、一部の特殊イベントを除いてほぼ全てのダンジョンに時間制限があること。つまりはレベル上げもままならない訳で、超絶難易度の中でゲームを楽しみました。
ゲームの流れは育成シミュレーションパート→〈イベントパート〉→ダンジョン攻略パート→〈イベントパート〉→キャラ攻略パートといった感じで、結構「育成系RPG」としての面が強かった印象を受けました。
お話は学園コメディの部分は十分に面白いし、ヒロインとのラブラブパートも好い。ただ、肝心のメインストーリーが弱いかなぁ、と。そこが難点ですけど、ヒロインとのラブラブパートは実用性もそうですけど、うづうづでラブラブなので破壊力満点です。普通のえちぃゲームって「イベントの一つとしてエッチをしました」って感が強いんですけど、このゲームは「恋人としてのエッチ〈ついでに色々と男に都合よくなっています♪〉」が楽しめて素敵に素晴らしいです。まぬけづらは思わず頭を抱えて「お、俺ついていけんのかな?」と自問しちゃったくらいに破壊力満点なので、是非皆さんにおススメしたいですね。それはもう。

 まぬけづらは批評はしないので、点数付けはしません。
ですけど昨今のビジュアルノベルと違い「音と絵の付いた小説」ではなく、ゲームとしても楽しめたのは凄く新鮮でした。いや、グローランサーサモンナイトとか近いモノはコンシューマにもありますけど、あちらは恋愛要素が足りない。RPG萌え要素を乗っければいいって話でもない訳ですよ。

 そんな感じで個人的評価が爆裂に高いです。猛烈に。


参照リンク
Innocent Gley
ALICE SOFT