ゼロの使い魔~双月の騎士~ 第3話「聖職者の剣」の感想文です

 学院の男子生徒を徴兵ですか。中世的な世界観なので微妙ですが、学院生はまだまだ一人前ではない“子供”ですよね。人類の歴史上、子供を戦争に出して勝ったとこってありましたっけ?


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うんまぁ何が言いたいのかと言うと、アンリエッタは最低の治世者。無能の極地ですね。デコ助を学院に寄越して女子生徒の訓練もさせていましたが、ここでもやはり無能ぶりを晒していました。魔法使いと言えど最低限の護身術を学ばせるっていうのは確かにその通りに思えますが、学院全体が戦時体制となり、魔法を学ぶ時間と戦闘訓練をする時間をきちんと分けるべきでしょう。女子なんて魔法が使えないんじゃあどれだけ白兵訓練したって無意味でしょうし、そもそも魔法使えない平民が近接戦闘を担うんだろうに。
ただ、コルベール先生の「学院に戦争を持ち込まないでくれたまえ」的な発言は理想論が過ぎるとは思いますけどね。まぁ貴族とか大人とかって考えるとどうなの?って気はしますが、教職者としては正しい姿でしょう。つか、絶対王政くさいので大人とか貴族とかあんまり意味がないんですよね。無能なトップさえいなければ……。

それとトリステインと協力体制を取っているロマリアですか?友好国とはいえ、そこの強力な戦士さんを軽々と同じ部屋に呼ぶのも気がしれません。デコ助がいるからって、相手は剣をつかわせりゃ達人なんでしょ。そんなのとお忍びと会うなんて……デコか銃士隊に使いを頼めばいいじゃない。

とまぁ、本筋のお話については前回の感想で述べたように、世界観の描写が足りていないように思えます。もうこれ以上ケチつけるのも嫌ですし。

えーっと、ラブコメとして考えるとどうかな。ライバルに平川大輔キャラが出ていて、これは別に嫌いではありませんでした。色ボケしている才人の目をルイズに向けるにはちょうどいいでしょう。