ゼロの使い魔~双月の騎士~ 第4話「ヴァリエールの三姉妹」の感想文です

 まずは才人よくやった。色んな意味でよくやった!

まぬけづらは好きな女の子に素直に自分の気持ちを伝えられる男の子が大好きだっていうのもありますし、前夜さらっと夜這いに行っていたり、告白後そのまま押し倒してみたり……うんうんいいよいいよー。両想いなのにウジウジしているうちに恋の危機、なんていうアリガチなイベントは観ててムカムカするときもありますもんねー。

さり気無く姉妹全部いただいてしまいそうなフラグが立っている感もありますが、これはどうなのかな。最終的には英雄化した才人がルイズを本妻として、側室がたくさんとかは………もうちょっとアホっぽい作風ならいいけれど、せっかく様々な危機を乗り越えているんだから二人の結びつきは特別に強いまま終えて欲しい。

んで物語。「学院で軍事教導なんて正気の沙汰とは思えない」「そもそも戦争など……」などなどヴァリエール家の考え方そのものには納得出来るのですが、粛清→お家断絶の危機→二人の活躍のお陰で救われるみたいな匂いも感じるじゃないですか。エレオノールお姉様がどこぞの伯爵さまとの婚約を解消されていたらしいですが、これは彼女の性格に起因するものと考えるより「ヴァリエール家が反戦主義または反女王派」だからなのでは?

原作はどうなっているんでしょうか?……アンリエッタの下に如何にも悪そうな宰相キャラがいるわけでもなし。となればこれはその、かなりきな臭いじゃないですか。最終的には「色々無茶したけど実はアンリエッタが正しかったんですよ」という流れになるのか、普通にアンリエッタがラスボス化(中ボスだったらどうしよう)するのか。そしてアニメではどこまでやるのか。

どうせ尺不足で世界観描写を薄くせざるを得ないんだから、戦争よりもラブコメ分多めだと嬉しいんですけどねー。

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