true tears 第10話「全部ちゃんとするから」雑感

 今回もまた気合足りず(´・ω・`)

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 表情の見えない女の子。

 神社で三代吉に別れを告げられたアイちゃん。おにぎりをはぐはぐしながら「知っているよ。眞一郎の初めての彼女」という言葉に頷くでもない乃絵。

 その表情が本人の言葉通り、状況通りだったかというと、そうではないんでしょう。(もちろん、想像の余地が残されているだけで解釈は人それぞれですよ!!)

 家を出、純と正式に別れようとする比呂美。仕切り直しを望んでいる。

 どうして仕切り直しを望んでいるのかというと、一番大きな理由は彼女が眞一郎のことを見ていなかったから。見付け出してあげられなかったから、でしょう。

「俺、アイちゃんと別れたから…それじゃな」

「えー、やだぁ。三つ又なんて初めて聞いちゃった~♪」

「俺の所為か……」

 自分が色んな人に気を持たせていたことを自覚した眞一郎。周囲にいる親しい人たちのみんながみんなある種の決断をした上でそれぞれに痛みを抱え、それに耐えている。

 これに触発されるんですが、飛ぼうかなと思うんですが、彼のお腹はぐうと鳴って「とりあえず明日明日。まだ飛べないよ」となってしまう。

 本エピソードのクライマックスで、眞一郎は走り出す。比呂美を抱き締め、“見付け出し”、決意の言葉を口にした。

 さて、次回どうなることでしょう。まあチバテレビ的には今夜なんですが。

 乃絵エンドを信じてるよ!!


【true tears 「第10話「全部ちゃんとするから」】(バラックアニメ日記)

 これ、間違い無く意識して使っていると思うんですが、乃絵りんの風変わりなキャラ付けに、敢えてこの様な喋り口調を持ってきた、というのが結構面白いな、と思ったりして。

 監督曰く、乃絵の祖母はモガだったらしいんですよね。モダンガール、あるいは“新しい女”。
 強い自意識を持った女性。

 性格もそうですけど、言葉遣いもお祖母ちゃんの影響ではないでしょうかね。いや、だからといって彼女は自分で何も考えていないとか、そういうわけではないんですよ。誰も好きにならない呪いないように、涙を天に持っていったお呪いも存在しないということは彼女も分かっていることでしょうし。

 ともすれば少年的な乃絵に、女性的な記号。この辺は確かに面白いと思います~。