ストライクウィッチーズ 第9話「守りたいもの」雑感

 ネウロイは本当にダンディライオンだったのね。少し毛色が変わりますがユーリ・レオノフを思い出してもいい。

 や、切ない話であります。

 芳佳も「仕方ない」が嫌いそうな子ですし、期待出来そうではあるかな。平凡なモチーフでも、丁寧にやってくれそう。

 この世界は異星人との交流どころか、どこか“触れ合い”そのものが、禁忌のような、そんな気配があるんですよね。

 芳佳が隊に入ったときの、拒絶感。それを「ここは覚悟を決めた兵士が来るところなんだから安い馴れ合いはしないよ、甘くないんだぜお嬢ちゃん」という風に読み取っていたんですが、もしかしたら、そもそもがテーマだったりするのかな。

 なるほど、だからこそのそもそも“接触”がない(薄い)世界だからこそ“ズボン”、なのかな。色々と心配がないから、“ズボン”とかね。

 第一世界大戦の起こらなかった世界でもあることですし、決して突然広げた大風呂敷ではないところが、ポイントか。

 同時期に、マクロスFなんぞをやっているのが、本作の不運か。たぶん、同じテーマなんでしょう。

 ……ところで、深夜から早朝にかけて偵察しているサーニャはともかくエイラが一緒に眠りこけちゃうのはいいんかいな!!