【マーダーミステリー】四人の令嬢と執事たち。

南條家のお嬢様をプレイしましたわ~~~!!

 

「続きを読む」以降にゲームの核心部分についてのネタバレが含まれています。

プレイ前に読むこと、内容の拡散はお控えいただけますようお願い致します。

 

 

 

 

◇はじめに

Twitterでも書いたんですが、このゲームはプレイヤーごとに勝利条件(加減点の条件・割合)が異なる。つまり全員違うゲームをやっているんですね。それはペア(同じ陣営)であってもそう。

勝利条件から、南條お嬢様はゲームを2種類選べて、「自分が多少被弾しても剣持を守りながら逃げ切るゲーム」「剣持と相争いながら剣持を追放するゲーム」でした。

キャラシートを見て、「これは剣持がやってる可能性結構あるな」と思いました。その場合、物語的に剣持は私こと南條お嬢様を助けてくれたのがほぼ確定です。
であれば、南條お嬢様としては剣持は助けなくてはならないんですね。お嬢様は、自分の味方であることを選んでくれた執事を裏切ってはいけないので……。

◇ペア会議

剣持へ「共有」を持ちかける。共有OK。犯人か聞く。犯人ではないとのお返事。加点条件に「剣持を最多投票にさせない」があるから協力したいと問いかける。実は犯人ですと告げられる。

ここでペアの剣持と私のゲームを同じゲームに出来ました。

「自分が多少被弾しても剣持を守りながら逃げ切るゲーム」

です。これでペアが信頼できるようになりました。

犯人かどうかとか無実かどうかじゃなくて、同じ目的で遊んでいるかどうかが味方(今回の場合、剣持は味方どころかか旗取りゲームのフラッグです)かそうでないかの判断基準なので。

お嬢様側のクリティカルな証拠が「剣持のカフスボタン」で剣持は「ボタンの取れたシャツ」だったので、これは本当にここで”真のペア”になっておいてよかったなと思います。

◇全体会議

キャラシートから、20:45に征一郎様が南條の部屋にやってきて、22:00に追い返しているのは確定しています。
キャラシートから、征一郎様の殺害時刻は朝5:00~6:00の間だろうと誤認していました。(実際は22:30)

「南條陣営2人が22:00以降部屋に出ていないこと」と「犯行時刻を22時から24時程度に限定すれば」勝ちの目があるなと思っていました。

征一郎様に迫られていたことは確定しており、しかも揉めて追い返している。これは不利にも有利にもなる。うまく使いたい。
この証言か証拠を誰かが持っているだろうなと思っていました。

ベッドメイクを担当しているであろうメイドを優先して証言を取りに行きました。結果として、「6:00に部屋を訪れたた第一発見者のメイド」と「南條家は金に困っていたらしいという守衛のおじさん」の証言を手に入れられました。後者はあまりものだったのでラッキーでしたね。残り物には福がある。

いきなり吉良(西門家執事トールさん)に「犯人の利き腕がおそらく左利きなので、両利きと申告している剣持があやしい」と突き付けられ、図星だったんですが、「なるほどですね~」でこちらとしては流して、ほかの人の利き腕を開示せよとは話さずに、犯行時刻とアリバイの話に持っていきました。

”南條お嬢様”が朝のうちに東堂家執事の長谷部に見かけられていたのはラッキーでした。

南條お嬢様はおなかがすいて朝食堂に向かったんですが、道すがら剣持のカフスボタンを見つけて慌てて部屋に戻っていたんですね。そのときキャラシ上では剣持は朝シャワーしていた。

ここでキャラシに書いてある事実をほぼほぼ述べながら弱い説明で逃げました。

私は完全にこの時間帯に剣持が殺して返り血等々の問題でシャワー浴びてたんだろなって思っていたので私自身(南條お嬢様)にヘイトが向くのは好都合だと思っていました。

いい感じに会議時間終了。

◇密議1(対東堂)
早々にカフスボタンを開示して、「でもこれはひっかけなんですよ」「最初に南條お嬢様をほとんど暴行しようとしてた征一郎を剣持が追い返して、そのときにボタンが外れた」「22:03~22:18にお嬢が入浴中、剣持が22:05に外で物音を聞いている。おそらくそこで殺人が行われたのでは?」「我々は征一郎様とトラブルがあったが、それは”ゲーム上のひっかけ”で、その後に事件が起きている」までは話しました。
「西門が情報を秘匿し過ぎてて怪しい」はこのとき言ったっけ?まだだったかも。
※おこめさんはまず相手にしゃべらせて、情報がまとまってから「刺し」に行くプレイヤーで、つくねさんも最初は情報の整理に努めるタイプのプレイヤーなのでこのターンでは会話の主導権をほぼ握れた。

◇密議2(対北園)
ここでもカフスボタンを提示しました。ほぼ上と同様の流れ。ただし「東堂家は朝うろついてたから怪しい」「西門は情報秘匿が多い」は話したかも。でもお互いの情報整理だけだったかもなー。
※あとになって思うと、初心者プレイヤーグループだったので会話の主導権を握れた

◇密議3(対西門)
トールさん(吉良執事)より、「状況証拠をみると論理的に剣持が怪しいが、さすがにそれはないだろうと思っている」と詰められた。いきなり刺しに来られているので、実はトールさんへの警戒度がマックス高まった。
しかし、「たしかに利き腕はその通りなんですが、でも違うんですよね」で流して、状況整理に努めて、犯行時刻とアリバイを整理して論理的に詰めていきましょうという話をした。
※ずんださんもトールさんもそれぞれが丁々発止のやり取りを得意としていて、会話の主導権は握れなかったが逆に言うとお互いの推理を開陳し合えたので「他陣営同士、おそらく明示されていない勝利条件があると思いますが、この犯人探しにおいては協力し合いましょう」という雰囲気が作れた。

◇秘密会議(お嬢様オンリー会議)
北園が執事と「共有」していないことが発覚。「ロープ」も知らない。ほんとうは個別勝利条件に絡むことなのかな?と思ったんですが(犯人は剣持なので)、ここを突いたろう!と話を誘導。

◇密議4(対北園)
共有とロープの話を詰めてみて、北園の分断を図る。西門が情報を出すことを渋ることは指摘して、「なにかあるのかもしれないがあまりにも秘匿するので怪しい」と誘導。東堂は北園を詰めてき始めているので、推理を進めているのはわかるが「北園と対抗しているので怪しい」と誘導。

◇密議5(対西門)
西門の秘匿情報の固さを突いて詰める。(この行動で白アピール)
秘匿情報を詰められるのを嫌がったのか、トールさん(吉良執事)が「時間も限られているなか自分たちが対抗し合ってもしょうがないので、残り2家の情報を詰めましょう」と発言してくれる。(私はこの時点でもこれは半ばブラフでトールさんがこっちを疑っていると思っていた)
北園家が怪しいと言っている。どちらかといえば綾小路。

◇密議6(対東堂)
西門のガードは固いが、おそらく個別勝利条件の絡みだろうとお互いの陣営で同じ認識であることを確認。出そろっている情報から、北園やっぱり怪しいよねとなる。東堂家は北園お嬢様を怪しいと言ってる。

◇ペア会議
いろいろ反省点はあったけどいい感じの流れであることを確認し、推理披露は私(南條お嬢様)がやることを決定。

◇推理披露
流れを見て、ほぼ勝ち確を確信。トールさん、もう剣持は候補から外してくれたんやね!ありがとう!!!

◇投票
流れをみて、綾小路へ投票。

◇エピローグ
大勝利ですわ~~~~!!!


◇総括
実質、剣持は”人狼”で南條お嬢様は”狂人”だったんですね。私の「我が我が」と前に出るスタイルと狂人という役割、ロナさんの初心者かつGMとプレイヤーを掛け持ちしているが故に考えることが多過ぎて発言量が少なくても疑われにくいという”強み”がうまくマッチしたんだな~。
運と相性で本来は”弱み”となるものを”強み”に出来た感じがします。私たちだから勝てたんですわ~~!おハーブですわ~~~~!!!!

 

◇参考リンク

・ロナさん(南條家執事剣持)の感想(以下のふせったー)

usetter.com

→上記に対するまぬけづらの感想

 ロナさん!!!!!信じてくれてありがとう!!!!!!!!!!!!!ロナさんが最終的に犯人ムーブまでしようという覚悟だったことが衝撃。私もゲームの勝利条件とは別として、「仮に自分が最多投票食らっても剣持さえ守れればそれはそれで”この主従の勝ち”」だと思っていました。どの陣営にも負けない両想い主従でしたわ~~~!!!

 

・おこめさん(東堂家お嬢様)の感想(以下のふせったー)

fusetter.com

・おこめさんの初期所感

・おこめさんによる東堂お嬢様観

→上記に対するまぬけづらの感想

 っべー!!!やっぱりおねえはこえー!!!!最序盤ではしっかり長谷部すらも疑っていた東堂お嬢様が一緒の筋トレ、ニジマス正拳突きからのニジマス料理を経て、「長谷部ってじつはわたくしへの”秘密の恋慕”を抱えているのかしら……?」という状態になっていたあたりにドラマがあるな~~。

 

・ずんださん(西門家お嬢様)の感想(以下のふせったー)

→上記に対するまぬけづらの感想

 ずんださんはやるべきことをバチっと決めてスタンスも維持したまま徹底したのでうまかったし恐ろしかったなと思いました。足枷となる独自条件がなかったら、あるいはうまく捌けていたらもっと怖かったなあ。ペア会議の時間が短いことに救われました。

 

・つくねさん(東堂家執事長谷部)の感想(以下ふせったー)

fusetter.com

→上記に対するまぬけづらの感想

 「長谷部!わたし長谷部やります!!!」と名前を見て選んだだけあってか、不思議と役と本人がマッチしていたつくねさん。つくねさんはフロントじゃなくてバックアップが得意なタイプなので、フロントに立ってくれるおこめさんとの相性は抜群。独自条件が非常に薄くて純粋な”探偵役”としての役割が用意されているっぽいので、まさに名探偵と助手。長谷部、東堂お嬢様と(安直に結ばれることはなくても)いつまでも幸せにな……!

 

・杏仁豆腐さん(北園家執事綾小路)の感想(以下ふせったー)

→上記に対するまぬけづらの感想

 ”真相”から、疑われることが確定している北園家、しかも綾小路は自分とこのお嬢様を陥れるのが独自勝利条件。すっげー難しかったと思います。杏仁豆腐さんは情報の整理自体は出来ており真相にかなり近いところにいたと思うんですが、立ち回りが難しかったですね。(南條お嬢様が全力でなすりつけに行ってたしね!北園家には明確な”敵”がいたんですよ実は!!!)

 

・トール鉄さん(西門家執事吉良)の感想(以下ふせったー)

fusetter.com

→上記に対するまぬけづらの感想

 こっちはトールさんにいきなり心臓ど真ん中を刺されてずっと苦しかったんですが、西門家はずっと!SAY KOU SHOW していただなんて許せん!!!!!西門お嬢様と一緒に居るの大変そうだけど、お幸せにな、吉良執事……。