今日の雑記@07年12月19日分「げんしけん2を兄と二人で観ました」

 まぬけづら家において兄弟で一緒にアニメを視聴することは決し少なくないことなのですが、やっぱり楽しいね。かなり感覚が近いけど(うちの兄弟は同じ本を読んで、同じ漫画を読んで、同じラノベを読んで、同じラジオを聴いて、同じアニメを観て育って来ているので)、やっぱり違っている部分も多いので盛り上がり易い。これが180度違ってくると疲れちゃうと思うんですけどねw

 ちょうどアニマックスで放送していたハチクロⅡの森田兄弟回も一緒に観て、ウダウダ話すのも楽しかった。「アニラジは90年代末期が一番だぜ!ドリカンで椎名へきるが抜けたときは納得出来たけど、み~なが抜けたらもうダメだった」「いやいや、最近のアニラジも捨てたもんじゃないよ?黒うさぎとか聴いとけって!」みたいな話が出来る人って、周りには本当に少ないですし~。

げんしけん2 第11話「リアル・ハードコア」
 原作を読んでいると分かることがあって、オギーって基本的に「認めてもらいたい子」で、そして何より「自分の絵を肯定して欲しい、“自分”を肯定して欲しい子」なんですよね。だから、スージーに付き纏われても照れと戸惑いが強いだけで根っ子の部分では全然嫌じゃないし、笹原の何気ない肯定だったり共感だったりに過敏な反応を見せてしまう。
 こういうのをいちいち解説してしまうのは本当に野暮なことなんですが、うん。ツンデレってやっぱり単に幼いだけなんですよねー。でもまあ、その幼さがだんだん変化していくことに、ツンツン尖った感性が和らいでいくことに、まぬけづらは微笑ましいものを感じるし、共感を覚えるなー。

 というのはまああれとして、原作が終了してからしばらく経ってからのアニメ化というのが功を奏してか、うん。普通に面白い。キャストもスタッフも気合入ってるし。オギーにしろ笹原にしろ、本当にいい演技でした。

追記
 そうそう今回はやたらと横手美智子さんがノリノリでスージーに際どいネタを言わせつつ、著作権の話も一言二言させてみたりと悪ノリ回でもあったんですよね。で、演出は藤本義孝と、スタッフ固め撃ち回でもあったんでしょうね~。

ナイトウィザード 第12話「さよなら」
 今回は原画に後藤圭二の嫁が!!作監の確認はしていなかったのですが、たぶん門之園さんではなかったはず。
 今回はアバンと、「仲間には剣を向けられない(実は灯には向けているあたり、若干方便の匂いも。だって他のウィザードだって一応仲間であるわけですし)」に萌えたのであとはいいや。
 いいんですよ、ベッタベタでも。意外性を排除した分、安心感が残る。最後は必ず大団円のハッピーエンドで締めてくれるのは嬉しいことですよ!世のアニメの全部が全部そうである必要はないですけどねw

【神の横暴としてのひぐらし、みたいな】(隠れ蓑~penseur~)

 そう、鷹野さんって格好良いんですよね。何度リセットされても、少しずつ条件を変えられても揺らがない。記憶を持ち越しているのは梨花だけではないということは前の編でも祭り囃編でも示されているわけですし、やっぱり揺らがないのは凄い。“信念とそれを貫き通せるだけの精神力”の怖さと素晴らしさを描いてきたのがひぐらしで、「けれど人間は一人で生きているわけではないんだよ」というのが鍵。それを、“人間”を否定されちゃうのはなー。
 清濁併せ持つのがいいんじゃない!濁りを排除しては、いけないでしょう。

【今日はでも暖かかった気がする】(あにたむ亭)
 むにゅさんは蒼乃お姉ちゃんにしろ、千尋にしろ、自分に重ねちゃう節があるからなー。

ひぐらし
 面白くなかったかと訊かれれば「うん、楽しめたよ」と返せるんですけどねー。……あれ、そういや圭一が色々と持ち上げられていたような気がするけど、空気だったようn(ry

>ef
 序盤では一日の始めには「麻生さん」で終わりには「蓮治くん」になり、次の日にはまた「麻生さん」という流れが凄くよかった。あれが、彼らの答えなんだと思っていました。毎日が初恋って凄いよ!(ごめん初恋はひろひろかも)
 ですが、うん。結局はそういう風にはならないみたいで。それを続けても蓮治側が耐えられなくなるのはきっと正しいし、千尋に無理をさせても意味がないというのは既に示されました。

 どうなるのかなぁ。どういうオチを付けるのか。感情は、たぶん、“日記”を“物語(小説)”に変換することで克服しようってことなのでは?