とらドラ!

とらドラ! 第24話「告白」雑感

記事を読まれている方にはまったく関係ないのですが、これを描いている僕は今超絶眠いです なので、今回は簡単に。そして原作未読者おいてけぼり気味に。 みのりん。 意地の表明と、それの限定的な放棄。これをやってくれたので、僕は嬉しかったかな。どこか…

『とらドラ10!』の感想文です

というわけで、とらドラ!本編は今回で完結。 作中の端々やらあとがきやらでスピンオフでの続刊は匂わせていますが、おそらくもう竜児と大河のふたりを中心とした物語、というのは描かれないのでしょう。 短編でも何でも「完成された関係性」とか「完成され…

とらドラ! 第19話「聖夜祭」雑感

おや、クマさんでしたっけか。何か前回トナカイとか書いたブロガーがいた覚えがありますが、それはきっと気のせいでしょう(ぇ 結局、今回までの流れは原作と同じ。しかし見え方は、より鮮やか。 別に原作を曇った目で眺めていたわけではないと、自分では考…

とらドラ!についてのよもやま話 その3

【とらドラ! 第18話「もみの木の下で」】(隠れ蓑~penseur~) 本来はこちらの記事につけたコメントなのですが、あまりにも長過ぎたため、自分とこで記事書いてトラックバック送りますごめんなさい('A`) この文をコメントにして「読んでね」としてしまう…

とらドラ! 第10話「花火」の感想文です

前回に引き続いての旅行回。 原作を読んでいたときに僕もグッと引き込まれたエピソードであります。 徐々に育んでいく関係性(変化し続けるということ)、素直な意味での“恋の駆け引き”、裏にある真っ直ぐな想い。 とても真摯に“恋愛”を描く本作の姿勢が、し…

とらドラ! 第9話「海にいこうと君は」の感想文です

この一連の旅行回の肝、というか。“お当番ヒロイン”はやっぱりみのりんであることに、違いはなくて。 次回の10話が終わってみれば大河とみのりんの関係性も結構分かってくるんじゃないかなって思いますね “幽霊”だけでなく見えないものは多いよね、という…

とらドラ! 第8話「だれのため」雑感

竜児を賭けての水泳勝負回。 「この学校の体育の授業はどうなっているんだ」とか「あんな方法で居眠りしてもすぐバレるんじゃないか」とか「500チロル=10円×500っつーこと?」とか、そういうツッコミをして楽しむもよし。 竜児の鈍感っぷりに共感を抱くも、…

とらドラ! 第7話「プールびらき」雑感

さて、プール回。 巷では大河の百面相が大流行しているようではありますが、ここで僕は敢えて独神の方が可愛かったよねと主張しておきましょうか。 しっかり教育者としての責務を果たしつつも、隠せない“若さ”への嫉妬。生徒の何気ない会話にもいちいち妄執…

とらドラ! 第6話「ほんとの自分」雑感

亜美の場合、これまでの抑圧が大き過ぎたのでしょうね。「本当の自分」というのは、面倒臭い。自らの欲求に従って、人は“仮面を被る”わけで。 「こうしたい」「こう見られたい」としたときに、もっとも都合がよい仮面を被るのって、それは普通のことじゃない…

とらドラ! 第5話「かわしまあみ」雑感

川嶋亜美登場回。 建前と本音のギャップが激しいことをツンデレって言うのであれば、まさに彼女はツンデレ。 というのは冗談……あながちそうでもない気はしますが、まー、冗談として。 “人に見せられる本性”なんていうのは、これもやっぱり建前の一部だと思う…

とらドラ! 第4話「あのときの顔」雑感

バケツプリン、「実は昔告白してフラれてたよ」バレ、などなど。原作とは情報の出し所が違ったり、そもそも描写自体が大きくアレンジされていたり。 ただ、これはまったく“改悪”ではなく、うまい構成だったのではないかと思いますね。単なる圧縮とか、切り貼…

とらドラ! 第3話「君の歌」雑感

原作一巻を正式に完了しないままのオリジナル回。 でも「過去にあったこと(ネタバレ反転注意!○○の告白を■■■がフったこと))」「竜児と大河の結びつきの強まり」を先送りにしたまま、ここで竜児を実乃梨の心に接近させようとしたのは、よかったかな。竜児…

『とらドラ9!』の感想文です

今回、とらドラ!の軸となる部分については大きな進展があり、本作がどのような方向に向かおうとしているのか、明確に示されていました。 “青春”とひと括りにまとめてしまえば、確かにその通り。ただ、この言葉って様々な要素を内包していて、「青春がテーマ…

とらドラ! 第2話「竜児と大河」の感想文です

かんなぎ感想に時間と気力を掛け過ぎて、僕の胸に付いているカラータイマーがぴこんぴこんと鳴っているような。そんな気がします。 それはそれとして今回のとらドラ!は第1話と同じく、原作ファンから見ても充分に楽しめました。 目に付いてきた改変。しか…

とらドラ! 第1話「竜と虎」の感想文です

ゆり先生が犯罪級に可愛過ぎるんですが、どうしてくれましょうか。 もちろん秋クールの流行は「三十路萌え」となることは間違いのないことでしょうし、今更僕が「俺の嫁」とか言い出しても詮のないこと。 今は座して機運が熟するのを待ちますよっ。 以下原作…

とらドラ!についてのよもやま話 その2

全文格納。

『とらドラ8!』の感想文です

前説的なアレコレはあっちに代えさせていただきたいんですが、どうか。 前の7巻がカタルシスに欠けるというか、モヤモヤとした欝憤を溜めに溜める回でして、「作劇上ここで溜めてクライマックスで噴出させるのだろうなー、助走長いなー」なんてことを思った…

とらドラ8!読了

や、ストーリーには、実は捻りがないのです。たぶん、多くの人の頭にあった「きっとこんな流れだろう」という予想は大当たりもいいところで、それどころか真芯に当たってホームランでしょう。 けれども、それで物語の全てが分かり切ったことになるのかという…

とらドラ!についてのよもやま話

【「とらドラ!」にみる男の奇妙な性心理】(隠れ蓑~penseur~) 私は自分の気持と向きあうことを、単純にまぶしさとは思えないなって保留をつけてこの作品を読んでる。 分かる気がしますね。僕は竜児が自分のすべてと向き合うことを考えるとお腹が痛くなり…

今日の雑記@08年4月12日分「今期はいつも通り不作でも豊作でもないような」

【とらドラ雑感 恋愛と自己愛のバランス】(隠れ蓑~penseur~) 竜児って大河に自分を重ねている人で、6巻からこっち齟齬が出て来ている。その事実、そして齟齬に気付けば彼は変わって行くんだろうなーと思うんですよね。自分が見えれば他人も見えてくるん…

『とらドラ7!』の感想文です

パズルのピースを嵌め込んでいました。 あるいは偽物の天使、偽物のサンタクロース回。それが本物かどうかではなく、労わる心がそこにあればそれでいいのだー、ということでして。 ライトノベル - livedoor Blog 共通テーマ とらドラ 7 (7) (電撃文庫 た 20-…

今日の雑記@08年2月7日分「手抜き」

【竹宮ゆゆこ「とらドラ6!」】(隠れ蓑~penseur~) みのりんは俺の嫁なんでそこんとこよろしくお願いしますよっ。 あ、まぬけづらは根暗でひねくれているキャラクターが大好きなんですよね。んなのはどうでもいいことなんですが! みのりんの抱える罪悪…

『とらドラ6!』の感想文です

まんじゅうこわい。みそじもこわい。たらこもこわい。 ライトノベル - livedoor Blog 共通テーマ とらドラ! 6 (6) (電撃文庫 た 20-9)

今日の雑記@07年12月8日分「世界でいちばんNGなまぬけづら」

な、何だろう。何故か今日の記事題は何か凄く誤解を生みそうな予感が…あ、悪寒もしてきた………。 てなわけで何を観ても読んでもNG恋と重ねてしまう今日この頃なんですが、さすがにアレ。実にアレ。こじか観てもとらドラ6!読んでも思い浮かぶのはNG恋です…

今日の雑記@07年12月7日分「忙しそうにしていたかと思ったら今年は本当に大車輪の活躍」

DSが欲しくなる→もちろんFF4も欲しくなる→これで大阪行きの道中も安心だね☆→ってそうすると旅費がn(ry→諦める→ムービーを見る→DSが欲しくる→あれ無限ループじゃね? うちのポンコツSFCはとっくの昔に処分してしまったので、PS移植版でも遊んで気を紛ら…

『とらドラ5!』の感想文です

いやー、ゆゆぽ(なんかニックネームらしいぜ)の描く女の子はみんな強いのよね、やはり。 男子は男子で若干オツムや芯が弱いようでいて、筋は通しますし。この、「不安定のように見えて実は足もとのしっかりしている」みたいな思春期の男の子女の子たちを媚…

今日の雑記@07年6月1日「桃華月憚のプレイ日記をつけたらアニメ感想がおざなりに」

「おざなり」「なおざり」どちらが正しいんでしょうか?どうもこんばんはまぬけづらです。 桃華月憚の通常版はゲットし、軽く1時間ちょいプレイしました。この進行スピードを考えるに、SEパートボイスも悪いことばかりではないですね。サクサク進むのが小気…

『とらドラ・スピンオフ!』の感想文です

今回のお話はつまりこんな感じ。 ひたすら甘ったるーいラブコメが展開されているだけなんですが、記号的なキャラ立てがとっても巧くて、かつ主人公の幸太が天然二重人格(というよりギャグ漫画によくいる皮肉を利かせたボケキャラみたいなイメージ)であるため…